「レジェンド・・」って勝つまでヤル精神力

スキー競技・オリンピックとは「ヨーロッパ貴族の遊び」として
タニマチ的な立場同志の「常に勝ち続けるルール改正」で王座の権威を守り続け来た経緯・・・
があるのは歴史と結果が もたらしてきた事実である事には 間違い無いのですが、
それを「東洋の小国は常に跳ね返して来た歴史」も これまた事実。
もっとも「そんな事くらいじゃ負けへんでぇー・・」で無いとダメですからね。
世の中「理不尽な事」など腐るほど ありますから、「信念を貫き通す」で無いと他人様を突き動かすなんて とてもとても・・。

「ジャンプの葛西選手」が念願の個人メダルを獲得しましたよね。
私は 申し訳ないけど「この方、勝ち運の無い人」だと思ってたんです。

団体で銀を取った時も「彼のせいじゃ無い」けど銀だったし・・
長野の時のメンバー構成を見れば「まぁー納得できちゃうし・・」。
あの時は「岡部・斉藤の働きで金メダルが取れた訳だし・・」。

あのシーズン「最終戦で出場回避させていれば 船木の日本人初のW杯総合優勝」出来てたのに
協会はGOを出して「最終戦で勝ってしまった葛西選手」。

オリンピックは毎回、選ばれる。
けど、「いつになったら葛西選手を抜ける若手選手が出てくるのか ?」

それが「昨年までの私の見方」でした。
もちろん「カミカゼスタイル」の独特のフォームがハマった時の強さ・美しさは別格なモノがありますからね

40歳を越えても第一線で勝負をし「結果を出し続けて来た」事で「あのヨーロッパの選手の方が彼の強さ・偉大さを日本人よりも早く発見した」のではと思ってます。
若手が彼の前を通る時の「おじぎスタイル」がポーズだと思っていたら、アレは敬意である事を「葛西選手の歳までガンバリたい」の多くの選手の言葉から見いだす事が・・。

現に・・
今回、金メダルを取った選手が「金・決定後に葛西選手の前で おじぎをしてからチームメイトに肩車」されてましたからね。

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愚直に事は素敵な事だ。
ボロボロになりかかって「そこから輝く事もあるんだ」。
初めて知った事です。

ちなみに・・・
我が母は、レジェンド葛西を「宝焼酎の社員」だと思い込んで「あの金ピカは 25度の宣伝だ」と、言っております