美濃の国 酒蔵の心意気を観る

信州の旨い酒を・・

そして、信州で旨い酒を・・

 

県外蔵ながら距離的・時間的には「かなり近く」

心情的にも近くに居るし これからも居たいと思っている蔵元さんに

先日、飲食店方と伺いました。

 

誤解を恐れず失礼な言い方ですと・・・

酒販店・料飲店さんと・・一般顧客様とは 対応と考え方が全然違います。

観光蔵・案内専従の社員さんが 居る蔵元さんならともかく、

蔵見学は「本来の業務を空けて対応をして頂ける」訳ですので

予約と時間厳守は当たり前です。

 

よく「近くまで来たので寄ってみました・・」投稿を見受けますが、

トンデモナイ迷惑行為です。

そして、一般客様の目当てが「試飲と探究心と蔵人さんと知り合いになりたい」が主体

みたいです。それ事態は 理解デキナくも無いのですが・・

特に「蔵人さんと知り合い・・」の部分を迷惑に思っている蔵元さんも多いのが事実です。

面と向っては言わないし、言い難いでしょうから言われないだけで

やんわりと遠回しに「あの方は ご勘弁を・・」もあります。

まっ、当店の お客様には その様な方は いらっしゃらないので安心してますが・・。

 

素面で真摯に見る・聞く姿勢で伺う。

そして、見聞きした事をキチンと「お客様にお伝えする」義務があるので真剣です。

 

今回は・・・

蔵見学の前に「二つの蔵元の比較」を説明させて頂き 私の考えも一緒に伝え「その事を踏まえて自分の目で確認して欲しい」と お伝えしました。どっちがイイとかの 眠たい話しでは無く「特徴を長所として勝負している事」を。

 

各県でも地方性が有るように岐阜県でも山・谷を隔てると交流に差があるようです。

最初は・・

瑞浪の中島醸造(なかしま・・と濁りません)小左衛門蔵です。

取り引きは8年目。新宿の居酒屋で飲んで知りました。

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社長・社長の奥様・杜氏(社長の弟さん)が英語ペラペラの「オモシロイ蔵元」です。

今回も米人さんが「給料は要らないから酒造りをさせて欲しい・・」で蔵に入っているのを

英語だけで指示してる・・をやってましたから・・。

 

それまでの「濃厚・味シッカリ」を三年前から「軽く・何杯でも・・」に180度の方向転換も時代の流行りにマッチして 当店も多くのファンがあります。

常に新しい試行を設備を持って確認する・・

今回も見つけましたが・・お伝えするのは もっと先になりそうです。

 

昼食は・・

玉柏さんの前にある三勝軒さん。

初めて見た「パーコー定食」の文字。

サクサクのウマウマでした。

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次は・・

八百津の蔵元やまだ(山田商店)玉柏蔵です。

昨年から お世話になっております。

名古屋に遊びに出掛けた際 松坂屋さんの試飲コーナーで体験して「一発で打ち抜かれました」。

 

規模としては小さいながらも「特等米を自家精米から」という気合いの入った原料処理からスタート。

私の見学をさせて頂いた蔵元さんでは「最高の麹室」と宇野杜氏の気さくさと潔さが「私のハートを鷲掴み」です。

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個々の内容については・・・

当店と参加料飲店さんからの話しを お聞き下さい。

文章だけで語るには「ニュアンスが足り無い部分が多過ぎます」。

 

また、来年も 違うメンバーさんと伺います。

一般客様についても「ココの蔵元のファンでオトナ」でしたらOKですのでどうぞ。

基準は「私から見てオトナの方」です。