俺の話を聞け

律儀なオトコ、来店・・。

まっ、師走に入ったから もうイイでしょう・・。

 

11月の中旬、ある蔵人が「カワイイ奥様、今年生まれた娘」と一緒に私を訪ねてくれました。
以前より「ずっと知ってる・・」も 限定ブランドの取り引きはありません。

それまでも、試飲会で顔を合わせたり・蔵にも伺った事もあり。
今年になって蔵元を招いてのウチの「猪口の会」に お客様として参加してくれたり。

どうやら「その会のアト・・」で彼の態度がガラッ・・と変りました。
普段の態度と「猪口の会」での私の 言動と仕切が普段とは違う事で・・
解ってくれたのかも知れません。なんて、こっちが勝手におもっているだけですが・・・。

 

蔵元さん・・
は、過去からの負債の蓄積でドコも苦しんでいます。
それでも、十四代の「高木酒造」さんの頃からでしょうか、旨い酒を造り
認められれば「いろんな夢を掴み取る事がデキル・・」現実を目の当たりにして、

蔵元の子息・子女が杜氏という立場で酒造りに関わり、成果と結果を出して 次々とスターを生み出してきました。
決して「逃げる事の出来ない背水の陣の中で・・」。

 

その中で「オーナー一族ではない・・」杜氏でも無い「一蔵人の発信力」が ココまで蔵の評価を換えた「希有なケース」が「その彼」が元居た蔵元でした。

地域を巻き込み、田舎を活かした発信と 年々 精度の上がる酒質に驚異すら感じてました。
今年より・・・彼の蔵が、
地元の優良企業の傘下に入る事により「私としては彼の夢が更に膨らむもの・・」として歓迎すらしておりました。

 

ただ・・
結果として、彼は「自分が育てて来たブランドから決別」して 友好関係にある県内の先輩の蔵元へ「退職して移籍」という事になりました。

その報告と挨拶に わざわざ時間を作って来てくれました。
いろんな人の見方がありますが「どっちが良くて、どっちが悪い・・」という眠たい話しではありません。
サラリーマン・・・
として勤めた以上は「早い遅いはあるにせよ いずれは退職しなくてはならない・・」だけの事ですから。

移籍する蔵元は 当店とも取り引きのある蔵元さんですが、結果として「今までよりも濃い関係」となりそうです。
ここまで書けば・・・業界関係者なら「誰の事を言っているのか・・」解るかと思います。

 

すぐに そういう事を書かなかったのは彼への応援です。
他人様の動向を時系列で書き立てるくらい「無神経な事は無い」と思ってます。
師走に入って「彼も完全に次のスタートを切った・・」だろうし、私も必ず顔を合わせる事になるだろうし、
蔵見学に行けば「お客様が顔を合わせた時に驚かない為の予防策」です。

礼を以て律する。
また、彼に「当たり前の事を教わりました・・。」

これからも よろしくお願いします。

蔵巡りの日

番外的なモノは除いて・・・
オフシャルとしては ココ10年間は「新酒第一弾・・」として 大信州 槽場詰めをズッと押してきました。

まっ、最初は「誰も知らない酒」を知名度の低い酒屋が紹介する訳ですから「誰にも相手されない・・」に近かったんです。
でも、「俺は正しい事してるんだ・旨いのを紹介してるんだ・・」の想い込み(そうで無ければやってられないや・・」)だけです。

不思議なもので「定着して認知度が上がってくれば・・」ちゃぁーんと数字もクッツイてきます。

 

今年も恒例の「長月第三週・・」は槽場詰めです。

でも、その前に・・・
6年間ご無沙汰しておりました丸世酒造店さんに伺いました。
ココは「甘口・旨酸味」をたたえた独特の純米を造り出していて 今は退職をした「20代の杜氏が醸す酒」を私はとても気に入ってました。

たまたま・・なのでしょうが「彼がヤメた頃」から「軽いタッチの酸味感が淡い酒」になってきたので暫く ご無沙汰してました。とても回りクドい言い方ですが「限定流通では無い」(そうは言っても直接取り引きはしていましたが)ので 自然消滅的な「酒を頂かない・・」年が何年も続きました。

 

丸世の関社長とは顔を合わせる度に「また、やってちょーだいよ・・」と言われ続けました。
昨年当たりから「あの甘旨味・・」が復活してきました。

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そして「盟友の酒屋」が「一緒に蔵見学に行って欲しい・・」との事でしたので 恥を忍んで「6年ぶりに伺いました」。

息子さんが家業を継いで「酒造り」をされている様です。
設備は以前 お邪魔した時と同じままです。ただ、「細かな作業に課題を持っていて」いずれは「自分の思い通りの造りで勝負をしたい・・」と社長がいないトコで話しをしてくれて・・・決めました。

あの独特なラベルの「旭の出 勢正宗」が当店に戻ってきます。
こういうスタイルは初めてです。

またも・・おせっかいしちゃった(^o^)

8周年に引き続き・・・
10周年でも幹事役を引き受けました・・お世話になっている メランジェさんと、オーナーの手塚弘晃さんの「開店10周年記念パーティー」です。

 

 

こういったタイプの幹事役を努めるのは初めてです。が、一緒に担当した「手塚さんの友人」がイイ方で私も気軽にやり取りをしながら組み立てて、結果「50人を越える参加者」で盛大に そして楽しく執り行う事ができました。

 

 

飲食店の周年記念ですと「開店して○○年経ちました。日頃の感謝を込めて特別料理を用意して お待ちしております・・」的なスタイルが多いかと思うのですが・・・
今回は「手塚さんの友人方」、そして「SNSを介してのパーティーの案内」を行い、参加者が「常日頃 美味しい料理と楽しい時間を提供してくれる事への感謝をする」為に「手塚オーナーを招いてのお祝いと・・」という、通常とは逆パターンです。

 

 

こんなカタチでの主旨提案でも 人が集まるという事は「オーナーさん」の「地道で真摯な経営スタイルが支持されている証明」かと思います。実際、主催した我々 幹事でさえーこれほどの方が集まるとは・・・」と驚きでしたから・・。

 

 

いくら彼でも一人ではココまで来れなかった訳ですから・・・
オーナーさん・オーナーさんの家族・そして「一緒に働いているスタッフさん」もお招きしました。
楽しい時間は あっと言う間に・・・終わりました。

 

 

まだ小学生の「オーナーさんの子供さん達」が親に言われた訳でも無いのに「お酌を率先して行っている様」は 微笑ましく温かい空気に包まれました。

 

 

彼の場合は希有なケースなのかも知れませんが、皆さん「こういった集い」を求めているのかも知れません。

この日の宴は四次会まで続き・・・翌日はバテましたけどね・・・。

 

 

 

あっ、言い忘れましたが 会場はかつて「オーナーの彼」が地元に帰ってきて努めた職場でもあり 料理長をはじめ かなり気を使って頂き「料理も大好評」でした。
幹事としても「鼻高々・・」でしたに・・。

 

 

これにて「おせっかいは終わり」です・・。

 

 

蔵元様、ご来店。

佐久、「澤の花」の醸造元、伴野酒造の伴野常務に ご来店を頂きました。

固い紹介ですね。通常は「伴野くん」と、呼んでます。

単に私の方が歳上だからです。

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彼とは「年に二回程、顔を合わせます」。秋の「酒メッセ長野」と「蔵見学か飯田に来る事」時にです。

今回は「隣市の某蔵元に見学に来た」という「相手がミエミエの所」ですが。

 

一回り以上歳下ながらウチの取り引き蔵元の中では「一番刺激的」です。言いにくい事をハッキリ言うからです。

でも「当たってるから」聞き入る訳です。そして目指す方向は「シンブルです」。

一度「ヤメる決断から復活させた」男は強いよ。それが、蔵の方向性・商品構成・得意先への関わり方・イベント等への参加の線引きに現れています。

特にイベント面では徹底してますね。

「澤の花」を主力で扱ってくれている飲食店である事。

「仕込み水」は基本的に提供しない事(理由はハッキリしています)

「滞在費の負担」が無い場合は 基本的に「日帰り」する事。

「費用対効果に見合った」主観的・客観的な広報活動である事。

まぁー・・当然の事かと思いますけど・・。

 

彼と話しをしていると「背筋が寒くなる時」もあります。

自分達が知らず知らすのウチにやってる事を 体系化してますから。つまり(ハッキリ言いにくい事を書きますが避けては通れない現実として)「お客様の撰別」です。

・経営者の年齢と組織化の状況ないしは将来性

・現状の販売状況と取り組み

・目指すべき方向性がハッキリしているか

・店舗・会社としての「基本的な装置」が出来ているか。

・常に勉強しているか ? 独自の視点を持ち合わせているか ?

そして最も重要なのが「自分の酒」を大事に扱ってくれているか。

です。

 

業界が違えど「同じ目線」である事 どちら様も違いが無く「自分事に置き換えて見れば納得」して頂けるかと思うのですが、事 他人様から そう見られているかと思うと「穏やかでないのが人間の悲しきトコ」でして、「我が振りを正す」。その継続と増幅でしか「自分の成長と他人様からの信用度」が得られないバランスです。

伸びないと相手にされない。方向性はコレでいいのか ?

少し迷う今日このごろですが、尾ひれの部分で迷っているだけですから ご心配無く・・。

 

「父の日」取材

年間に何回か「取材をお願い出来ませんか・・」という連絡を頂きます。

さして資金力も無い会社ですので どんなカタチでも無償で広宣活動して頂けるなら「願ったり・かなったり・・」とヤラシイ考えをする訳です。

でも、知らないトコの取材、特に雑誌系は気を付けないと・・。

予め「ウチは広告費・掲載料は払えませんよ・・」と、しっかり言って置かないと。ないしは言ったとたんに電話が「ガチャ・・」もあり「やっぱりね・・」なんて事も何回かありました。

私が唯一 勤めていた会社での「社長の言葉」で、「世の中タダで宣伝してくれるトコ程アブナいぜ・・」は体験談での説得力は結構強烈に憶えているもんです。

 

二年程前にも地元メディアからの説破詰まった感じで電話があり「これから取材をさせて頂けませんか ?」と連絡があったんです。丁度、先約があり「明日なら・・」と振ると「今日で無いと間に合わない・・」というのでイヤな直感が働いて お断りを入れたんです。

すると・・・

なんか勝手に店の外観を撮って リニア関係報道の全国ニュースに流れたらしいです。

私はその放送を見て無かったのですが、多くの方から「おたくの店がTVに出たよ・・」と言われ、その意図は解りませんが直感が正解だった様です。

変にコメントして 切り貼り編集で「イイように使われてたらたまらん」しね。

 

今回は地元の「飯田CATV」さんの取材を受けました。

前日に取材の申し込みが有り意図も明確、「大橋丹治商店さんの企業紹介の中で関連の取材をさせて頂きたく・・・」。ウチは「大橋さんの水引」を使わせて頂いてますし 店舗関連でしたら「父の日直前」で何も直す必要も無く「仮に私が居なくとも大丈夫」と判断して 了承しました。

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朝一番での時間通りに取材の方が お越しになり「どうぞご自由お撮り下さい・・」と振ると、「いや、お話も伺いたい・・」と。まぁー「ほとんどカットになるだろう」と気軽に受けました。

本編では、どうなるかは解りませんが 取材関係の方を「取材するのはオモシロイです」。カメラの回っていないトコで違う話しをし出すと「慌ててカメラを回す」連続で・・。

こちらも「他人の目ではどう映るのか ?」に興味津々でしたから。

 

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どっかで見た事がある・・と、思っていたら「ご近所の方」でした。

田舎とは そんなものです。

 

「父の日」はウチらの業界にとっては「上半期の決算」みたいなもので「有り難い記念日」なんです。

基本的には本日である 今年でしたら「6月15日」に焦点を持っていくのは当然ですが事前の「地方発送」もあり、「当日まで迷っている方・所用のある方・恥ずかしいのか わざと時期をズラす方」なと毎年 遅らせた贈答も多いんです。

「贈る事に意味がある。遅れちゃっても大丈夫。お父さんは待っています」を全面に押し出しています。

 

我が家も・・

今年、初めて息子が保育園で描いた絵を「父の日」前にプレゼントしてた時に「おとうさん ありがとう」って言ってくれて「すっごくウレシかった・・」。

そして、「あっ、これが 父の日なんだ」って 初めて気が付いた訳です。

記念日・・・

物のやり取りが すべてじゃ無いけど「物を介した言葉のやり取り」が「感謝の代弁」なら それはそれで充分に意味が有ると感じた訳です。

そう、「俺はまだまだ解って無いな・・」って・・。

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