俺の話を聞け

如月「猪口の会」

昨年は大雪の為に大幅な予定変更と体調不良が重なって懲りた面がありまして・・

今年は市内の足の便も良いトコにさせて頂きました。

 

滅多に無い翌日が旗日でない月曜開催の猪口の会は・・

網元さんです。

飯田合同庁舎前の魚介のメチャ旨い店です。

チト脱線しますと、食育なんて「頭で教えようとするから面倒で難しい事になる」と思っているワタシです。

人間の本能を信じて「旨いモノを嗅ぎ分ける能力を刺激する」事で必然的に「美味しいモノと美味しいものを得る術」を自ら考え実行するのが 本当の食育だと思っています。

コレ、耳学問でやったら「オトナなんて簡単にダマされちゃう・・」って思ってますけどね。

 

そんな「生魚なんて絶対に食べない子供達がパクつく店」でやるのも「猪口の会」の特徴です。

意味、解りますね・・。

 

ココの料理に合わせるには「小細工は無用」です。

いろいろと考えた結果、結局「一番最初に思い浮かんだ・・のに決めました。

そして最後は初登場の「ゆふいん柚子胡椒梅酒」。

辛味と切れで「オトナの時間」をピリッ・・と〆てくれましたな。

来月もやります。当然・・。

 

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ちなみに・・今回はワタシ「記念撮影」に参加しておりません。が、いつも以上に楽しかったです。

 

 

春になりました。

まずは結論から・・。

今週末のオススメ「五種です」。

 

 

大信州 八重原 純米大吟醸 おりがらみ生原酒

十六代九郎右衛門 純米吟醸 愛山 無濾過生原酒

亀の海 純米吟醸 春うらら 無濾過生原酒

小左衛門 立春搾り 純米吟醸 備前雄町 無濾過生原酒

玉柏 二百八十八夜 純米吟醸  五百万 無濾過生原酒

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日本酒業界では立春から春になります。

この日以降に出荷される季節限定酒は「春をイメージした酒」が ほとんどです。

 

よって・・

当然、当店でも春全開となる・・予定です。

ここらへんが「春の限定酒と味ノリした酒」との差とバランスだと思っております。

どっちみち「季節感のとぼしい業界」だと言われる中で その季節感を醸す季節限定酒は「諸刃の剣」だと

私は思っています。

 

 

つまり・・

「上手く売り切る」と「追加補充が効かない」面です。

点では無く、面なんです。

安全を取ってほとんどが「上手く売り切る」を主体とするのが業界の常識となってますが、

小仕込み・数量限定の酒がハマった時の「旨さ・感動・満足感」たらありません。

常に「そうありたい、そんな酒と出会い続けたい・・」と願うのですが・・・ね。

 

 

 

蔵元紀行

表題の様なノン気なものではありません。

なにしろ仕事ですから。それと好奇心が69%くらいプラスされてます。

 

この時期の定休日は「蔵元さんを廻る」が続きます。

造りの現場を見学させて頂き、対話による情報交換と実質的になります。
まっ、タルミ切った精神に「喝・・」を入れる意味合いが大きいですが・・。

 

今回は少し気合の入り方が違います。

理由は追々、書かせて頂きますが。

 

当たり前ですが、酒造りの工程は基本的に「ドコの蔵元さんも一緒」です。

ただ、個々の考え方で「精度の差」が表れ それが「酒質の差」となって現れます。

同じ1メートルであっても「誤差1㎝と1mmでも許さない」くらいの違い。

 

そして、大変失礼な言い方をあえてしますと「杜氏さんの感性の差」もあるのだと思います。

大きな蔵は「蔵人の分業制」で現場監督である「杜氏さんの指揮の下」精度の緊密差と統一性を保っています。

 

対して 小さな蔵元は「杜氏の個性での精度」を環境が許せば トコトン突き詰める事が出来ます。

その典型を目の当たりにして ガラにも無く「アートだ・・」と感じました。

 

経営者の社長さんの統一性と、信頼して任せ切っている杜氏さんの信頼関係は 他蔵様の信頼関係とは また違う「太い方向性の上に乗り切った同志」に見えました。

 

杜氏曰く「日本一の麹室だ」と。

明らかにカラダに感じる感覚が この室は違います。

こんな興奮は最近無かったです。

 

 

全然 ドコの事か ここまで読んだだけではワカラナイですね。

種明かしは近々・・。

 

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画像はイメージです ??

 

 

ところで・・
父は酒屋では無いので「この蔵元廻り・・」を良く思っていません。
休みの日に「なんで金を掛けてまで見に行くんだ。どこも やってる事は一緒だろう・・」って。
無理も無いとは思いますが ココを突破デキナイと他人様を突破するなど無理。いや、他所様の方がラクかもしれません。
父は創業者ですから その意向をないがしろにする事は絶対に無いです。
そして「創業も継承も継続は難解だと言う事・・」です。

 

 

アギーレ・JP

こうなったから言う訳じゃ無いけど・・・
サッカーの日本代表監督に メキシコのアギーレさんがなった時には「なんかオーラも存在感も感じ無いけど・・」大丈夫かいな ?? と、思ったりして・・。

 

ハンス・オフト監督以降、こう思ったのが初めてでしたから・・。
ところが「アジアカップ」での選手起用や戦い方を見て「螺旋で540度 見方が変わりました・・」。
絶対命題である・・優勝という結果は出せなかったけれど、
今まで呼ばれなかった若手を適所で使い、環境に応じた選手起用、何よりも見ててワクワクする オモシロイ・サッカーが魅力的。

 

代表チームの試合は「結果最優先」ですから 日本に限らず「見ていてオモシロク無い・・」のが当たり前だと思ってましたから。特に「バレージ以降のイタリアのゲームはホントにツマラナイ・・」です。

 

夢溢れる4年後に想いを馳せていましたが・・・
差別・政治・犯罪・賭博・・・が クリーンなイメージを損なうものとして「ナショナルチームとしては あってはならぬもの」。 事の真偽は別として「その場に引っぱり出されちゃった・・」んだから協会としてもジャストな限度だったんでしょぅね。

 

もし、晴れて無罪となったら「もう一度やって欲しい・・」。
今、代表チームの監督は「オシムさん・・」にやって欲しい。

健康問題さえなければ・・。

その次には「アギーレさん」。
どうせなら「惜しまれてヤメた・・」惜しむさん、基 オシムさんの様な、

スタイルを造って欲しい・・・。

 

10年ぶりの栄冠

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ベリチェック監督、トム・ブレディー、ニューイングランド・ペイトリオッツとファンの皆さん おめでとうございます。

 

史上最高のスーパーボールでした。
最後のインターセプトは「どっちが取ったのか ?? 」一瞬 解らなかった。
それでも「ダウン」が取れ無い位置からの「イン・クローチメント」で完全に決まりましたな。

 

大橋巨泉さんが BSの解説時によく言っていた「一国のオリンピックチームをガラガラポンすると フットボールチームが ひとつデキル」は単純な真実を付いた言葉だと思うし「見る事でしか楽しもうとは思えないスポーツ」も同感です。

 

出来ないコトをTVの中の選手に成り切って「夢を見れるスポーツ」です。
一度だけ・・
寝て見る夢の中で インゴールからの「キックオフ・リターンTD」を決めました。
足に羽が生えた様に・・・。

 
たぶん・・
フットボールファンが すべて見る夢なのかと・・。

 

個々の数値はトップで無くとも総合力とバランスで「常勝軍団」に仕立て上げた監督の「残りゼロ秒で一点以上勝っている」戦略には驚異と敬意しかありません。
まるで「五目並べ・・」の 飛び石の様に・・。

 

ビックプレイを否定はしないと言う前提で・・・
「れば、たら・・」が勝敗を左右するのが「運なんだ・・」と、言われてしまえはそれまでだけど、
「奇跡的なパスキャッチ」だけで勝ったり・負けたりだけでは続かないんだ。を証明する為にも
今回は「ブレディーに勝って欲しかった」私です。

 

フットボールウィドー・・
から解放されて「ホッ・・とする方、「ウンザリ・・」する方。

 

私は フットボールを知って 考え方が変りました。

 

コーディネーター・スベシャルチーム・ビックプレイ・デザイン・スクランブル・攻撃的守備・準備とアジャスト。
そして なにより「個の能力」が すべてを凌駕してしまう事。
走れるQBは 長期間活躍する事が難しいと言う現実から 「あるべき基本と思考と熟度」とは何か ??

 

と・・柄にも無く 仕事に置き換えたりして・・。

それでも、シーホークスの R・ウィルソンは 今までのパターンなど無かったかの様に また「スーパーボールの舞台に戻って来て欲しい・・」。
なぜなら、「また、見たいから・・」。
9月が来るのが 今から待ち遠しい・・。