店舗

新年ご挨拶

元旦営業も数えてみたら・・・

7年目です。

二年目からはSNSの告知が効いたのが 格段に客数が増えました。

いかに「常に見て頂けるか ??」という「当たり前の難しさ」を痛感した次第です。

 

元旦営業を始めたキッカケは・・・

県外からの お客様が「今、外に居るから開けてむらえませんか ??」からでした。

それが「何組か続いて・・」。 元旦とはいえ「ゆっくり正月を楽しむ」なんて

出来ない業種ですから・・。

それに「SNSで 元旦営業する業種も多い」のを見て触発されたんです。

「あっ、あの人もガンバッテんだから俺もやらなくちゃ・・」みたいにね。

 

もう「お約束・・」なってますので いつも通りの元旦の風景です。

中には「ホントに元旦から やってるか確認にきました・・」の猛者も いらっしゃいます。

なにはどうあれ「店内で お客様が お酒を眺め、私の説明に対象客以外の お客様も耳を傾けて

頂き、予定外のお酒にも興味を持って頂く」のは「店舗販売の醍醐味」だと

言葉を選ばすに書くと「快感そのもの」です。

 

ただ・・・

ウチの業界志向が 「それだけでは成り立たない現実」である事を鑑みた時に

「いくつかの選択肢の中から それを選び創り出す決断」を今期中には行わないと完全に間に合わなくなる現実が そこにあります。

まっ・・この事については「追々、説明をしなくてはならない事」になりますが。

本年も宜しくお願い致します・・

の意味合いで新年のご挨拶をさせて頂きます。

 

あけましておめでとうございます。

本年も「感じ画いた自分の正しき道筋」を

お客様には「解らない程のゆったりとしたスピードで螺旋状に進めて行きます」。
五十肩にコレ以上はチカラが入らない程度に ほど良くね
そして、一緒に楽しんで頂き、そしてご支持を頂ける姿勢
人間で在り続ける様により精進して参ります。
今後とも宜しくお願い致します。

信州旨酒 加藤商店  マブシイ店主 加藤 久幸

 

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十二坪の店内に・・

今年も・・

なんとか大晦日の営業を無事 終える事ができました。

新年を迎えて「4日までは連続営業」をしますので、あくまで区切りでしか無い

のですが この区切りがとても大切なのだと「歳を重ねる毎に感じて・・」います。

日本人にとって「こよみ・区切り・季節感・四季・神様・慣習・祈り」があるからこそ

畏敬と配慮と自制の中で「生かされる万物の生命に感謝」していけるのではないかと・・。

 

師走の初旬に半世紀ぶりに「天皇陛下が当地にお越しになり」

ますます その思いを強くした次第です。

 

恒例の年末の挨拶をさせて頂きます。

ナビを見ながらも「こんな場所に店があるのか?? 」(お客様談)という

住宅街の中にある当店ですが、私は「この地に開業してくれた父に感謝」しております。

 

隣・ご近所には 駐車等で ご迷惑をお掛けする事になりますので

ゴメンナサイ・・なんですが・・。

 

住宅専用地域の中にある店舗ですので

面積は「十二坪」に限定されています。
更に、「冷蔵庫・レジカウンター・事務スペース」が
この中に含まれますので 実質的な売場面積は更に
狭くなります。

 

ですが…
一人で取り仕切る空間としては 心地良い空間です。

 

年末の最終三日間。
特に本日は開店から閉店まで切れ間なく来店を頂き
手を合わせるしか無い一日でした。
狭いからこそ「一人一人の お客様の視線に目が行き届く」。
「7人カウンターのみの居酒屋さん」的な心意気です。

 

残念ながら私の器では「ビックビジネスを賄うチカラ」など
無い事を承知しておりますので「この限定空間」は
「我が意を得たり」と思っております。

 

しかし、更なる精度への探究だけは 今後とも怠るつもりは
ありません。現実的に当店が「私のセレクトショップ」
である以上は 私を信じて頂ける方が一人でも居られる限り
「真心を持って これに報いる」と あえて青臭く
語っちゃいますね。

 

今年一年、本当にお世話になり ありがとうございました。
そして、来年は また違った試みも計画しております。
アルコールに頼らなくとも「楽しく酔う空間と仲間造り」
を私と一緒に楽しんで頂ける方 宜しくお願い致します。

 

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満43歳になりました・・。

昭和48年12月12日・水曜日。

当店は「この地で開店しました」。

開業は「この年の4月」。私は小学4年生でした。

 

訳あって・・・

サラリーマンの父が脱サラして開業するまでが 確か「正味半月」だったと憶えています。

冷静に見ると「今でもムチャクチャな話し」です。

でも、そうせざる得ない選択とは「仕事と得意先と売り上げは この時点で保証されていた」事で

踏み切ったと今でも思っています。

子供というのは解らない事でも「親が岐路と窮地に立っていると・・」いう事を隠す事無く

「私ら兄弟三人を座らせて」父が 滔々と説明し「一緒に手伝ってくれ」

と語った姿は今でも忘れる事はありません。

 

今でこそ・・

住宅街になった この場所も建設を始めた当時は「野中の一軒屋」。

親族でさえ「こんな所で店を張って大丈夫なのか ??」と心配してくれたのは

しごく当然の事だったかと思います。

本業があって「倉庫と事務所に販売店舗を併設する」という背景には「ココは住宅街になる、しいては小売りの需要も見込める」という読みもあった様ですが、

開店したての頃は「街灯も無く夜は真っ暗。脇道は舗装もされてなくて凍結すると泥だらけ。

また、この年は特に寒く・雪も多く」そんな中で開店を迎えました。

学校からの帰り道で「ウチの開店祝儀の洗面器」を抱えた人・人・人にすれ違って

子供心にも「なんか ホッ・・」とした事を憶えています。

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開店してからは・・

とにかく忙しい店・・で、「休みは元旦だけ」、「参観日も来てもらった憶えが無い」し

それが当たり前。

私は長男でしたから「継ぐのは当たり前」と親も周囲も思っていた様ですが、

対人関係が苦手で 「手に職を付けて技術で勝負できる職人さんになって

無口でも技術を評価してくれる場所で自分を創りたい」と思ってる かなりの変わり者

だったかと・・。

 

それが・・

丁稚奉公として就職・修行して「見方・考え方・大きな取り引き相手と世間」を田舎の

会社でありながら体験させて頂いた事は感謝しかありません。

 

家業に入ってからも・・・

大きな危機が少なくとも二回はありました。

家に戻って間もなく「近くに中規模のSM」がデキて、それまでの近所のお客様は「ヨロズヤ的な要素を持った当店」を必要としなくなりました。大店法の改正もありましたから「この分野には魅力も未練もありません」でしたが 現実的な売り上げの激減は「親の肝を冷やすのには充分」だった様です。

運良く ??・・

二年程で「酒販免許を取得」できて 何の保証も無いのに家族で安堵した事を憶えています。

結果的に「良い縁と得意先に恵まれた」事で斜陽であるハズの「小売り酒販業」が 我が家に限っては

好調でした。更に・・台頭してきた「Dsを仕入れ先に据えた事」により「仕入れ価格を更に押さえる」

事が出来て「こんなバカな事は いつもまでも続かないぞ・・」と思っていたら・・。

 

二回目がやってきました・・・

得意先上位三者が相次いで「取り引きの打ち切り」を通告してきました。

単純に「売り上げが40%減」になる数字ですが 私の感覚としては「俺はコレで変われるかも」でした。

 

結果として「すべて打ち切りは白紙」になりましたが この時 打ち出した「信州の地酒路線」
で現在がある訳ですから不思議です。

ビンチでも「変に感情的にのめり込まない」。

「どこか俯瞰で自分も相手も見ている・・」。

その原点は「無借金の健全財務」という 「良しか ? 悪しか ?」今でも判断デキナイ部分の継続で

43年を迎える事が出来たかと「父に感謝・お客様に感謝・たまたまの運に感謝」しかありません。

 

さて、当面は「44歳を迎える事」に全力を傾ける師走の戸張の中。

記念日・・

には、ケーキを家族で食べるを決めてる事を 子供達もウスウス気が付いている中で

「今日は何の日」と言われた時に「胸を張って言い続ける事」が「とうちゃんの役割」な

気がしてますが・・・。

 

 

自己紹介的なもの・・

いつも以上に「県外客様がお越しになる・・」のが「お盆・正月」です。

「信州・地酒・専門店」は知りたいの「共通の検索事項」の中で

この地域では「当店が一番最初に出てきます」。

 

SEO対策・・

そのものが有名無実になってますので結果として「地道な作業の積み重ね・・」なのかと。

この時期、SNSでは毎年「自己紹介=自店紹介」を行っております。

いわゆる「ブランド検索」だけで お越しになるお客様が「極端に少ない当店」かと思っています。

その為にも余計に「顔を出す・・」意味合いです。

 

エラそうに聞こえる事を あえて承知で「マブシイ店主のセレクトショップが当店」です。

こんなド田舎の住宅街に「信州を代表する蔵元のお酒が集まっているのか ?? 」を

不思議がり質問する方が多いです。誰もが焼酎ブームの時に「地元のお酒を見向きもしなかった」

ので「アマノジャク酒屋の反骨精神と信念」が「このカタチ」だと自負はしてますが、

肩にチカラは入ってません。ゆるーい人間ですので。

 

では・・挨拶を見て ご興味のある方は お越し下さい。

 

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【田舎の酒屋を自負しております(^o^)】
「お盆と正月」は初めて お越しになる「お客様」が多いので
自己紹介をさせて頂きます。

信州の飯田で地酒を商っております「信州旨酒 加藤商店(しんしゅううまざけ かとうしょうてん)」です。
名前の通りに「信州の旨い酒」を中心に「店主の視点で選び・お伝え」しております。今では「隣県の三蔵」を含めて「山国の酒・十九蔵様」の酒を お届けして居ります。

すべて・・
「造り手の顔」を思い浮かべながら お酒の説明をさせて頂けるのが私の精一杯の努めです。
そして、入荷時よりも「旨く育てて お渡しする」のが私の使命だと思っております。

外から見ると 少し店内が暗がりで・・「敷居が高い感じがする」とも言われますが「日光が嫌いなウチのムスメ達」の為です。
棚に並んだムスメは「常温保存が可能」。
冷蔵庫の冷えきったムスメは「少し気位が高い・・」生酒です。

都市部の有名店さんの様な「派手な酒は皆無」です。
無名ですが「芯のある酒」ばかり。

どんな酒を呑んだか・・よりも、
誰と・どこで・どんな風に楽しく過ごしたいか・・を、
思い浮かべながら「お酒の顔」を見比べて頂くと「好みの酒が声を掛けてくれる・・」かも知れません。

お酒も食事も「楽しむ為にある・・」。
お盆の最中、ムスメ達の顔を見に お越し下さい(^o^)

笑える名刺

ショップカード・名刺。

大切な販促物だと思っております。

 

私も「出した以上に頂く事が多い・・」のですが、

憶えている名刺って・・「ほとんど無い・・」のが現実。

形状・大きさを変えて・・というのは「保管し難い・・」ので

正直「禁じ手」だと思ってます。

決められた中で「伝える・憶えてもらう・・」。

 

こっからが・・・

プロであるデザイナーさんの仕事。

そして、初めて「肩書き・・・」なるを付けてみました。

自営業になってからね。

 

さて、その成果がコレです。

判断は皆様にお任せ致します。

 

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