日記

リニューアルオープン5周年

いっそ「日本酒はR-30指定。オトナになったら飲みましょう・・」。って最近 想い始めている信州飯田の酒屋 信州旨酒加藤商店です。
「呑むな・・」って言ったら「呑みたくなるかな・・」って・・。
寿命が伸びた分「おコチャマ舌の時間は長い・・」という仮説です。

 

区切りの良い「5周年」ですが体調不良もあり準備不足で「記念は断念」しました。
個人的には この「3月3日」はあまり良い思い出が無いんです。

昨日は午前中に「ムスメが階段の最上階」から転げ落ちて「病院に直行しました」。
幸い「バックに抱きついて落ちた」のが良かったのか」口元を切ったくらいで済みました。

それよりも・・・
20年以上 お世話になって来た「得意先様」との縁が切れそうな事・・の方がショックです。
私が至らない事が最大の原因なのですが・・
「お世話になって来た得意先」ですので なんとか便宜だけは図りたいと思ってはいて・・。

飛び地である事。ルート回りでの留守時間が多い事。指定の時間に訪問する事が難しい事。
などから、「二ヶ月以上も訪問が空いてしまい・・」結果として怒らせてしまいました。

親しいから・・・
甘えていた部分があったのは否めません。
そして互いに「当たり前でいた部分の認識が違っていた」のが一番の原因です。
つまり・・
先方は「定期的に居る時間を確認してご用聞きに来るのが当たり前」。
こちらは「発注して頂ける事で いつでも駆けつける用意がある」という・・単純なスレ違いです。

以前は先方にも「スタッフさんが居て便宜を図ってくれていた・・」のですが退職されて、
それでも「同じ事をやってくれている・・」と互いに思い込んでいたんです。

私が正しくて相手が・・・
なんて、そんな眠たい事ではありません。
最後には「長い付き合いだったから お願いして来たのに 無理なら断ってくれれば良かったのに・・」の言葉に
「何を言っても言い訳にしかならない事」と「こんな事で終わってしまうのか・・」。
後味の悪さだけが互いに残ったと思います。

「電話で注文して下さい・・」なんで この言葉が言えなかったんだろう。
残念です。

初めて「嫁の激怒を見た・・」

決して「ワタシのせい」ではありませんので。
そして、「忙しいトコには モノは頼んだらイカン」という事。

なんの事は無い。「母の日」に実家へ直送で頼んだ「花の鉢植え」が届いて無い・・と。
「母の日」は留守する時間帯があるので「前日配達」で頼んだら「到着していない・・」と。

まっ、ココまでは「よくある話し ? 」。
問題は「朝イチでクレーム」の電話をすると店長と思しき年代層の方が対応してくれて「えーと、ナニを注文を受けてますか ? 」
更に「当日は忙しくて 立て込んでおりまして・・」と。
嫁が「半月前に予約・前日配達・予約伝票あり」の話しをしても
「それでは本日に配達させて頂きます・・」と、全然 懲りて無い様子。
しかも その時の「約束の時間を3時間もオーバー」したんだそうな。

だ・か・ら・・大型スーパーのテナントをヤメとけと言ったのに。

こちらは「反面教師」に そせて頂くしか無いですが・・。
怒って当然とは言え「ウチの嫁の激怒する姿」は二度とね・・。
だって・・・。

一流とは機会さえあれば何でもこなせる余力

今期も聖地「八重原」に行って来ました。

 

通常よりも二週間遅い「実りの時期」に初めてです。

蓼科山の中腹から湧き出る泉を「用水として遠路、八重原まで引き込んだ・・」先人の偉業

があって 私らが「八重原米で醸した酒」を扱わさせて頂いている感謝の意も込めて

取水地からの探索スタートとなりました。

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以前は 誰でも入れたようですが・・・

水源の安全を守る ?? 完全忘備の柵が張り巡らされて 覗き込むのが限度でしたが・・・。

 

今期も八重原米研究会の面子は元気そのもの・・。

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増々、パワーアップしてます。

コチラもより勉強と実績を残さないと・・・。

今回、新たな発見は・・

「枝豆の旬は九月 」
葉も茎も立派な大豆の「完熟前…」を皆でもいで、
「採りたて・茹でたて」を食べると…
香り・旨味・甘味」に絶句しましたな。

オラが今まで食べてた枝豆は何だったのかと。

勿論、この地が特別である事を加味しても
その説明を聞けば 至極当然。

「通常、市場に出るのは生ビールに合わせて7月にピークになる
早生種の枝豆。本来の大豆の時期とは違うので
コレが美味いのは当然。自然に逆らったらイカンのです。」と。

自然を味方にする当たり前。
来年も八重原に行く愉しみが増えたワタシ。

年間60tほどを 某SMと契約栽培して「豆腐原料」として出荷しているそうです。

国産大豆は「安全性と生産農家の減少で 引っぱりダコ」状態だそうですが、

この現場をプロモーションしたら 私で無くとも指名買いしたいトコ。

 

果敢に挑戦して、結果を出す。

彼ら一人一人が「株式会社の経営者」ですので 目線が別次元。

もっともっと・・関わりたい八重原です。

 

そして・・・

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八重原 純米大吟醸のシンガリにしてエース・・

「風穴ひやおろし」バージョンが やって参りました。

当然、やっぱり・安心の一本です。

私は年末に燗酒が最高ですけどね・・・。

保育園の夏祭り

まぁー・・

子供が二人も居れば「どっかで役をやる日が来るんだろうな・・」とは

思ってはいたけれども「同年生の子供さん達と一緒に役をする日」が来るとは思ってませんでした。

そういう歳で子供がいるのですから当然と言えば当然の事なんですがね・・。

 

今年は「保護者会の副会長」。来年は長という役回りです。

モチロン、始めての事なのでワカラナイ事だらけ。

それでも「若いお父さん・お母さん方」と一緒にやってみると勉強になる事ばかりです。

コチラは年長者が見た目にも解るので 返って気を使って頂き「申し訳の無い事も多い」んです。

 

夏祭り・・

に、初めて「打ち上げ花火」をやりました。

それが代々「副会長の仕事」だそうです。

って言うか「免許も無いのに打ち上げが出来る事も初めて知りました」。

まっ、煙火店さんの協力があっての限定的な対処らしいのですが、

正直、「コワいなぁー・オレで大丈夫なんか・・」でした。

 

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打ち上げ方法をレクチャーしてくれて それを二回聞き直して、

本番に三発。

初めて打ち上げを「真下から眺めました」。

そして・・気持ちエがった。

花火師が病み付きになる気持ちは「よーく解りました」。

そして、慣れて来た頃が危険な事もね・・。

稲光と「チョコレート戦争」

エクレール—それは、シュークリームを細長くしたようなもので、

シュークリームと違っているのは、表面にチョコレートがかかっていることだ。

これを食べるには、上品ぶってフォークなどでつついていたら、なかにいっぱい

つまっているクリームがあふれだして、しまつのおえないことになる。そばを、

つるっとすくってたべるように、いなづまのような早さでたべなくてはならない。

そのため、フランス語でも、この菓子の名前を「いなずま」(エクレール)というのである。

1965年  大石 真 =作    チョコレート戦争

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はじめて・・・

聖地・八重原を訪ねたのは「八重原・大吟醸」の二期目の夏。

圃場見学の最中に一時間のスコールに遭遇。

「バケツを引っくり返した・・」の形容そのままの雷雨。

聞けば・・・

カミナリが落ちた田圃は「良質の米が出来る・・」らしい。

イオン効果なのか ??

雷様の祝福なのか ???

 

そんな中で・・

「ひとごこち・・」と、

金紋錦が「八重原の地」で育てられて三年。

その名を冠した・・・

大信州  エクレールが今年もやってきました。

 

「八重」の付く地名は古代人の礼拝の地にして神聖なる地である。

が、各地にある「八重由来の共通項」らしい。

社会人になって担当した地区が佐久。初めて「佐久の地」に行ったものの「伊那谷の景色」とは

根本的に違う。陽が暮れ出して そして迷った先が「蓼科山の裏手」だったらしい。今みたいに道も整備されていないし道路標示も無い。当然「ナビ・・」なんて無い。

 

道ばたに居た「おばぁーちゃん」に場所を尋ねると・・

「そこだで・・まぁー お茶でも 飲んでいきなさい・・」。

遠慮なく お邪魔して伺った話しが・・・

「ココは北御牧村の八重原」。南牧村には「御が付かないんだよ」。ココはね平安の頃の東山道で

その頃は「朝廷に馬を献上する為の牧場」だったんだよ。だから・・「御がつくんだよ・・」。

後日・・・

陽の高い時間に伺うと・・蓼科山の神秘を感じる場所。

だった事を その20年後に 再体験する事になりました。

 

これも「御縁と感謝」しております。

 

 

 

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