業界驚愕のページ

いっそ「日本酒はR-30指定。オトナになったら飲みましょう・・」。って最近 想い始めている信州飯田の酒屋 信州旨酒加藤商店です。
「呑むな・・」って言ったら「呑みたくなるかな・・」って・・。
寿命が伸びた分「おコチャマ舌の時間は長い・・」という仮説です。

 

今期の二月は 業界のお約束の「dancyu」と二度と無いかもしれない「大雪」に終止しました。
何回も書いてますが 私はこの雑誌を6年前から見ないんです。
いや。正確には「この特集号だけ見ない・・」です。
理由は簡単です。
「そんな事に惑わされたくは無い」だけです。

この月の特集号に掲載された蔵元、ないし酒は「取り扱い問い合わせが殺到する・実際に売れ過ぎる・・」時期があったのは確かな様です。
でも、結果として「鼻高々で勘違いを しちゃった蔵元・社長」も多く そういう方に限って「高慢な態度」と、その後「その時の酒質を再現出来ない・・」事が続いた事から通称「ツマミグイ酒販店」からも飽きられて「逆V字状態」で以前よりも数字が落ち込んだ・・のを聞き及んでいます。

実際、この雑誌に掲載される酒は「すばらしい酒質」なのは間違い無いです。
ですから この雑誌を教科書として「同じ銘柄を揃えようとする酒販店」と、実際に取り扱う酒販店とのパイプを太くして「田舎者の鼻を開かしてやろう・・」とする 「若手の料飲店さん」も多いです。
ホントに・・・
あの雑誌と同じ酒質のモノが回ってくる事を祈っておりますが・・。

私がイヤなのは、結果として「 新規の取り引きを始めた蔵元さんが その翌年に掲載される」事がなぜか当店は続いて「そういう事だけで当店と取り引きを希望する」のに嫌気が差したんです。
いや、それがキッカケとしてなら全然 構わないんですが やはり初歩の目的がソコですから「ヤッパリ長続きしない」ですし いわゆる「ツマミグイ料飲店」となってますから こちらもチカラが入らないです。
自分の店ですから「何を置こうと勝手」ですが、 自分の店のオススメを「雑誌・ないしはマスコミに委ねていまう姿勢」に「この方は何をしたいのか・・」がワカリマセンし やはり そういう店は「苦戦している料飲店」が多いです。

なんで 有名・無名に関わらず「俺が旨いと思うモノで勝負しないのか ?」。
私には理解出来ません。

長い前説のアトで本題・・。
先週、お邪魔した「蔵元さん・・」での事。
やはり「あの雑誌の影響力は認めつつも・・」仕込みの時期と重なって「雑誌を見てる時間が無い」との事でしたが、
「この回はオモシロかった。特にアノベージにはビックリした。業界人なら誰でも仰け反ったんではないのか ?」
と、言われてました。

そこまで言われりゃ・・
見に行きますがな。買わんかったけど・・・。
おぉぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅぅ・・・
「このページに協力した彼と蔵の信用度は 間違い無くup」したと思います。
業界内では・・です。

そして・・・
日本酒マニアさん方にも 伝わった事を祈っておりますが・・・。