「父の日」取材
年間に何回か「取材をお願い出来ませんか・・」という連絡を頂きます。
さして資金力も無い会社ですので どんなカタチでも無償で広宣活動して頂けるなら「願ったり・かなったり・・」とヤラシイ考えをする訳です。
でも、知らないトコの取材、特に雑誌系は気を付けないと・・。
予め「ウチは広告費・掲載料は払えませんよ・・」と、しっかり言って置かないと。ないしは言ったとたんに電話が「ガチャ・・」もあり「やっぱりね・・」なんて事も何回かありました。
私が唯一 勤めていた会社での「社長の言葉」で、「世の中タダで宣伝してくれるトコ程アブナいぜ・・」は体験談での説得力は結構強烈に憶えているもんです。
二年程前にも地元メディアからの説破詰まった感じで電話があり「これから取材をさせて頂けませんか ?」と連絡があったんです。丁度、先約があり「明日なら・・」と振ると「今日で無いと間に合わない・・」というのでイヤな直感が働いて お断りを入れたんです。
すると・・・
なんか勝手に店の外観を撮って リニア関係報道の全国ニュースに流れたらしいです。
私はその放送を見て無かったのですが、多くの方から「おたくの店がTVに出たよ・・」と言われ、その意図は解りませんが直感が正解だった様です。
変にコメントして 切り貼り編集で「イイように使われてたらたまらん」しね。
今回は地元の「飯田CATV」さんの取材を受けました。
前日に取材の申し込みが有り意図も明確、「大橋丹治商店さんの企業紹介の中で関連の取材をさせて頂きたく・・・」。ウチは「大橋さんの水引」を使わせて頂いてますし 店舗関連でしたら「父の日直前」で何も直す必要も無く「仮に私が居なくとも大丈夫」と判断して 了承しました。
朝一番での時間通りに取材の方が お越しになり「どうぞご自由お撮り下さい・・」と振ると、「いや、お話も伺いたい・・」と。まぁー「ほとんどカットになるだろう」と気軽に受けました。
本編では、どうなるかは解りませんが 取材関係の方を「取材するのはオモシロイです」。カメラの回っていないトコで違う話しをし出すと「慌ててカメラを回す」連続で・・。
こちらも「他人の目ではどう映るのか ?」に興味津々でしたから。
どっかで見た事がある・・と、思っていたら「ご近所の方」でした。
田舎とは そんなものです。
「父の日」はウチらの業界にとっては「上半期の決算」みたいなもので「有り難い記念日」なんです。
基本的には本日である 今年でしたら「6月15日」に焦点を持っていくのは当然ですが事前の「地方発送」もあり、「当日まで迷っている方・所用のある方・恥ずかしいのか わざと時期をズラす方」なと毎年 遅らせた贈答も多いんです。
「贈る事に意味がある。遅れちゃっても大丈夫。お父さんは待っています」を全面に押し出しています。
我が家も・・
今年、初めて息子が保育園で描いた絵を「父の日」前にプレゼントしてた時に「おとうさん ありがとう」って言ってくれて「すっごくウレシかった・・」。
そして、「あっ、これが 父の日なんだ」って 初めて気が付いた訳です。
記念日・・・
物のやり取りが すべてじゃ無いけど「物を介した言葉のやり取り」が「感謝の代弁」なら それはそれで充分に意味が有ると感じた訳です。
そう、「俺はまだまだ解って無いな・・」って・・。