2014年11月

蔵巡りの日

番外的なモノは除いて・・・
オフシャルとしては ココ10年間は「新酒第一弾・・」として 大信州 槽場詰めをズッと押してきました。

まっ、最初は「誰も知らない酒」を知名度の低い酒屋が紹介する訳ですから「誰にも相手されない・・」に近かったんです。
でも、「俺は正しい事してるんだ・旨いのを紹介してるんだ・・」の想い込み(そうで無ければやってられないや・・」)だけです。

不思議なもので「定着して認知度が上がってくれば・・」ちゃぁーんと数字もクッツイてきます。

 

今年も恒例の「長月第三週・・」は槽場詰めです。

でも、その前に・・・
6年間ご無沙汰しておりました丸世酒造店さんに伺いました。
ココは「甘口・旨酸味」をたたえた独特の純米を造り出していて 今は退職をした「20代の杜氏が醸す酒」を私はとても気に入ってました。

たまたま・・なのでしょうが「彼がヤメた頃」から「軽いタッチの酸味感が淡い酒」になってきたので暫く ご無沙汰してました。とても回りクドい言い方ですが「限定流通では無い」(そうは言っても直接取り引きはしていましたが)ので 自然消滅的な「酒を頂かない・・」年が何年も続きました。

 

丸世の関社長とは顔を合わせる度に「また、やってちょーだいよ・・」と言われ続けました。
昨年当たりから「あの甘旨味・・」が復活してきました。

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そして「盟友の酒屋」が「一緒に蔵見学に行って欲しい・・」との事でしたので 恥を忍んで「6年ぶりに伺いました」。

息子さんが家業を継いで「酒造り」をされている様です。
設備は以前 お邪魔した時と同じままです。ただ、「細かな作業に課題を持っていて」いずれは「自分の思い通りの造りで勝負をしたい・・」と社長がいないトコで話しをしてくれて・・・決めました。

あの独特なラベルの「旭の出 勢正宗」が当店に戻ってきます。
こういうスタイルは初めてです。

またも・・おせっかいしちゃった(^o^)

8周年に引き続き・・・
10周年でも幹事役を引き受けました・・お世話になっている メランジェさんと、オーナーの手塚弘晃さんの「開店10周年記念パーティー」です。

 

 

こういったタイプの幹事役を努めるのは初めてです。が、一緒に担当した「手塚さんの友人」がイイ方で私も気軽にやり取りをしながら組み立てて、結果「50人を越える参加者」で盛大に そして楽しく執り行う事ができました。

 

 

飲食店の周年記念ですと「開店して○○年経ちました。日頃の感謝を込めて特別料理を用意して お待ちしております・・」的なスタイルが多いかと思うのですが・・・
今回は「手塚さんの友人方」、そして「SNSを介してのパーティーの案内」を行い、参加者が「常日頃 美味しい料理と楽しい時間を提供してくれる事への感謝をする」為に「手塚オーナーを招いてのお祝いと・・」という、通常とは逆パターンです。

 

 

こんなカタチでの主旨提案でも 人が集まるという事は「オーナーさん」の「地道で真摯な経営スタイルが支持されている証明」かと思います。実際、主催した我々 幹事でさえーこれほどの方が集まるとは・・・」と驚きでしたから・・。

 

 

いくら彼でも一人ではココまで来れなかった訳ですから・・・
オーナーさん・オーナーさんの家族・そして「一緒に働いているスタッフさん」もお招きしました。
楽しい時間は あっと言う間に・・・終わりました。

 

 

まだ小学生の「オーナーさんの子供さん達」が親に言われた訳でも無いのに「お酌を率先して行っている様」は 微笑ましく温かい空気に包まれました。

 

 

彼の場合は希有なケースなのかも知れませんが、皆さん「こういった集い」を求めているのかも知れません。

この日の宴は四次会まで続き・・・翌日はバテましたけどね・・・。

 

 

 

あっ、言い忘れましたが 会場はかつて「オーナーの彼」が地元に帰ってきて努めた職場でもあり 料理長をはじめ かなり気を使って頂き「料理も大好評」でした。
幹事としても「鼻高々・・」でしたに・・。

 

 

これにて「おせっかいは終わり」です・・。