2015のワインを下さい

この表題を見ただけで「大概のオチ」は解ると思うのでイジワルく最後に持っていきます。

 

 

他店様の事は知りませんが・・・
当店での日本酒冷蔵庫の最前列に並んでいるのが一番日付が新しい酒です。
理由は簡単です。入れ替えるのが面倒だから・・。ジャスト・ジョークです。
冷蔵庫熟成の旨さを知り尽くしている方が多く、玄人のお客様は奥の方から上手に掘り起こして行かれます。そして、日付が進んだ酒を好む方が非常に多いんです。
ホントに過度な熟成が進んだと判断されるモノについては「更に違う場所へ移行」致しますが、それも知ってる方が多いので配達から帰って来て「絶叫・・」する事も・・あります。

一番「美味しいトコを買われる 上手な お客様」です。

 

対して・・

日付の新しいのを好まれる方には一番前から持って行って頂ければ何の問題も無いです。

これは「お客様の好み」ですので当店では一切の押しつけは致しません。

そして「気の済むまで日付の確認」を致して下さい。

でもね・・

いくら確認をして頂いても構わないのですが 稀に すべてのラベルを引っくり返して帰られる方

いらっしゃいます。お願いですから「元通りに戻して」お帰り下さい。

 

 

現在は瓶詰め日を製造年月日に表記しいる蔵元さんも多くなりました。
依然出荷日を製造年月日表記している蔵が大勢を占めています。

でもホントの製造日は「10月〜3月」までが普通です。真夏に製造するなんて 有り得ないですからね。

 

で・・2015のワインですが・・・

今年は まだ葡萄が収穫できていません。ワインは収穫年の表記をするのが決まり事ですので。

よって最新ヴィンテージが「2014年」となります。

の説明をさせて頂く事となります。

 

これ、「そんな当たり前の事かよ・・」と思われるかも知れませんが結局 そういう事の積み重ねなんです。

 

特にヨーロッパのワインはラベルに細かな説明が「ほとんどありません」。

生産地表示で「お約束を憶えておいて 説明する」事となります。

 

私の好きなイタリアワインは この「お約束」が よく変るので アタマの切り替えと記憶が追いつかずに困りますけど・・。

 

 

 

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