美しいモノには真理がある・美しく無いものは正しく無い

久々の衝撃でしたね・・。

 

老成してるつもりは無いですが この歳になると「そうそう感激する・・」なんて事はありません。

特に「他人様の話しを聞いて・・」なんて皆無です。

感心する事は日々ありますが・・。

そんな中で・・・

 

当店でも お世話になっている「八重原米研究会」合同の「酒販店勉強会」に行ってきました。

もちろん「圃場見学」は欠かせません。

 

「毎年、同じ田んぼを見に行ってどうするんだ・・」と、もし思う方がおられましたら、

それだけでは無い事を お伝えしておきます。

田んぼとそれを司る管理者に会い、対話をする事に意義があるんです。

 

彼らは長野県内でも「大規模農家」に属します。

ほぼ「個々が法人化」してますし「設備化・機械化も一般JAさんよりも立派な投資」をされています。

それよりも「農業に対する姿勢・思考」が私に取っての刺激になるんです。

業種なんて「関係無いね・・」のビックスケールであり「ホンモノを扱うものの心得」そのものなんです。

 

毎年、テクニカルな部分の発表とは別に「彼らの意見表明」的な発表もあります。

今年、ドギモを抜かれたのが 田舎の空き地ま多く設置される様になった「太陽光パネル」についての感想です。

「そのもの・・」についての批判ではありません。

田舎の風景に「アレはそぐわない。美しい風景ではなくなる。そして美しく無いものに正しさがあるのか  ??」という問いかけです。

皆も そう感じている事を そのまま言葉にする。

中々、出来ないです。そして・・感動しました。

 

本心は「他人様の前では伝えるべきでは無い・・」と、思っていた私ですが「そういう事をすべき時期に来ている」のかも知れません。

 

 

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