気概の差、精神の差が魅力になる

NFLも佳境に入り「ポストシーズン進出チーム」にチカラの差が無い状況で「何が勝敗を分けるか」を

見た時に「基本的な事でミスをした方が負ける」現実を見続けるにつけ 自分に置き換えて考える この頃です。

「グランドスラム」的なビックプレーよりもセオリーをキッチリと積み重ねる。

野村監督の「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負け無し」。

この言葉、重みが違います。

 

最近・・・

有り難い事に「取り引きの問い合わせ・ご紹介」を頂く事が多いです。

近隣でしたら極力「伺ってから・・」を心掛けてております。

いや、どんな方が当店に興味を持って頂いたか ?

そして「その店の料理も食べてみたい・・」という この世界だからの役得的な「一石二鳥」です。

ネットの時代であっても「顔を合わせての対話が一番」だと思っている「前世代のアナログ人間」です。

今回は仲介をして頂いた方を「双方共に信頼している」事から 非常にスムーズに話しが出来ました。

 

先日は隣県である「岐阜県・中津川市」の中津川駅前に お邪魔しました。

以前は信州の一部であった木曽南部が40年以上前と10年程前に「中津川に編入された」経緯があります。

 

まず、伺っての店主さんの第一声が・・

「アレを見て下さいよ(と、とあるビルの屋上を指差す)。中津川の駅前に信州の銘柄の看板(木曽のブランド)がデカデカとあるのは岐阜の人間としては どうなのかなぁー・・って思いますよ・・」。

これね、信州と信州酒を否定している訳でなく「地元愛」から発せられる言葉だと理解するのに一分も掛かりませんでしたが・・。

伺った先の飲食店さんが「何を求めているのか ??」を探り感じ取るのは 当然ですが大事です。

・特定のブランド

・傾向的な嗜好からの提案

・ウチの料理に合う酒を捜したい

そして一番合うパターンは・・・

私と店主さんの嗜好が一緒の場合。

「旨味のある酒・地元産が主体・自分の旨いを自信を持ってオススメしたい」という考えは「オラと一緒の嗜好」であり 嬉しくなりました。

 

「中津川は信州だと思っている県外客が多いんですよ」。という お客様も多いとか。

蕎麦=信州という連想からか 「その玄関口の専門店」では 良く有る事なのだとか・・。
まっ、一部が信州である事には違い無いですし 行政の線引きがすべてで無い地域性は今後 益々どの地域でも独自性が顕著になるでしょう。そうならないと魅力的にはならないからね・・。

東京で修行をして来たと言う店主。「とてもオシャレな外観と内装」です。中津川駅の真ん前で「隣が立派な酒屋さん」。
今回は・・「九郎右衛門と蕎麦」の組み合わせを 暫くおたのしみできます。

 

今回は・・営業時間外に お邪魔したので「お蕎麦はお預け・・」です。

が、後日 当店の「蕎麦専門店」さんとの話題にも上がった「開店間もないのに評判の店」なのだとか。
真摯で個性ある料理人さんと話しをするのは楽しい事です。
「あっ、俺は こうしたくて酒屋になったんだ・・」って
改めて確認できました。ありがとうございます。

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(画像はFBページより お借りいたしました)

JR中津川市駅前   蕎麦処 わくり