ホントの気持ちは「バレンタインデー」とは書かない

記念日で提案、紹介する・・

が、ウチらの「ハレの酒」の真骨頂でもあります。

いや、「そういう場」にこそ相応しい。

 

日本酒業界も「日本酒を練り込んだチョコレート」の企画販売を蔵元独自に打ち出し

「ブレミアム系バレンタインデー」の高価格帯ラインとして売り出しています。

コレ「かなりの品質」だと試食した感想です。

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この「チョコin猪口」は 早くも完売となりましたが・・。

 

「高いのなんの・・」と言われる方は「ウチの業界では無理」ですので、

迷い無く「女子中高生ライン」に参加される事をオススメしております。

 

当店でも「コレをやろうと」、7年程前に企画して試作を依頼したのですが・・・

「お酒を煮立ててしまった・・」のか、日本酒の味も香りも無く・・。

再試作も「全く意図が伝わっていない状況で」そのまま断念しました。

かなり暇な時期に頼んだつもりだったのですが・・・。

 

土・日曜日の週末に「バレンタインデーが掛かる事」は「この記念日をアテにする業界」にとっては大変な問題です。

休日なので「あげなくてもイイ」。本命以外はね。
そしてオトコにとっても「もらって無いのでかえさなくてイイ」訳ですから、
Wパンチです。私共とて「同じ事です」。

 

「好きなヒトにはオトコからもバレンタイン」とか、「アゲル・ココロ・ツタワル」とかの業界プロモーションの

必死さも当然の事です。

 

この時期に真剣な顔でお越しになる「お客様」が何名様か いらっしゃいます。
若い娘なら・・
たぶん「婚約・結婚を間近に控えた娘」なんだと思います。
そして年輩の方は・・・
ほぼ「スナックかバーのママさん」です。
揶揄するつもりで無く この方々には真摯に「お客様扱い致しません」。

共に「有名ブランドを贈っておけば満足する」を超越した彼氏・お客様をお持ちの方です。
ですから「その日の酒でココロを掴む」必死さに こちらも応えるには「聞き難い事も聞く」
訳ですから「お客様扱いしてたら無理です」。
お聞きする内容はともかく・・・
贈り手さんにも 納得と満足が無いと自信を持って贈ってもらえませんから。
お酒を嗜まない方にも「その説明をする」のは けっこう体力が入ります。
でも、一年に一度でも「次の年も来て頂ける事」が とってもウレシイ「アマノジャク店主」です。

今年のバレンタインは日曜日ですので・・・
カップル・御夫婦が「今日は好きなのを買って上げる・・」と御婦人の笑顔に
恐縮しながらが「お酒を選ぶ殿方」を見受ける事となりそうで・・・
とっても楽しみです。

最近、お客様の顔を見た瞬間に・・・
「この方は この酒を買う・・」という直感が働く時 ?? もあります。
なぜなのか ??

飲食店の中にも「顔を見た瞬間にひらめく・・」。

そして、結構な確立で当たる・・そうな。