Wメーカーズ
イベント・・
と、言うのは「目的の意義・意味を明確にして・・」と 兎角言われますけど
まぁー説明すれば 出来なくも無いですが「ひとつだけの意味でも無ければ・複合的にいくつでも
理由付けは出来る」訳です。
最近、蔵元さんと話しをしていると「日本酒イベントで集客するのがホントに難しくなった」です。
大都市でさえそうなのだとか。
「行政・飲食店・同業者・お客様・・を巻き込んで一緒に作って行く」の核が「人集め・町おこし・プロモーション・」なんて いかようにでも理由を付けれる中で「収益のあるイベントを作らないと次が無い」事だけは間違いの無い現実です。
まぁー・・それをクリアする方法もありますが・・。
私が他の「日本酒イベント」に行って 結局 お客様の動向を見ていると「いろんな酒を呑みくらべれる・蔵元と知り合いになれる(なったつもりでいる)・低料金で沢山呑める」が素情を明かさずに聞けた基本的な要因です。
そうなるとは思っていたけど・・。
で、印象に残ったのは・・の質問には10蔵を超えると「まず 憶えていない」のが現実です。
つまり・・そういう事です。
ですから・・
最近は その手のイベントには「出たがらない蔵元さん」が多いです。
「日本酒の底辺拡大の為に お願いしますよ・・」なんてやれば もしかしたら出てくれる かもしれませんがね。
当店と私のキャパで「試飲酒の数・蔵元の数・お客様の数・料理構成・蔵元の説明時間・予算配分」のバランスを採った上で「場を乱さずに記憶に留めて 参加される全ての方に満足感を持って帰って頂けるイベント」を 「この七年間の日本酒の会」から積み上げた「数値と勘どころ」から組み立てて
一旦は イベント告知をしましたが「やはり恐れていたバランスに無理が生じて・・」、
今回は早めに縮小の決断をして 早々の締め切りとしました。
でないと「無理な会をして 今までのお客様にもソッポを向かれかねないので・・」。
結果しては「満足の行く内容でした」。
次にも繋がったし、イベントの最中に「次の構想と自分がやってる姿が見えた」もんね。
こんな事は初めてだけど・・。
以下は・・その報告です。
【お客様は真剣に「蔵人さんと話しがしたいんだ」】
少しの時間も惜しむ様に「蔵人さんに寄り添い 真剣に質問をする お客様」を間近に見て「オラの望んだ空間がココにある」を感謝しました。
先日の「蔵元を囲む会」では 多くの賛同者にお集りを頂きありがとうございました。
「酒・料理・対話」からなる「ライブトークの150分」は おたのしみ頂けましたでしょうか ??
「蔵人さんのナマの活きた説明を直接に聴く・・」。
いつも通りにライブ感を大切にしたいので「事前に何の打ち合わせもしません・・」。
いや、私が「打ち合わせ通りに出来ないからです・」が。
そして・・真剣に対話する事で「蔵元さんの真意を解って頂きたい」だけです。
口から出た言葉は「打ち消す事など出来ません」。だからこそ「いつもの感情と考えと行動」を隠す事なく さらけ出してしまう恐れさえあります。が 自分としては「何も後ろめたい事などありません」から 不安など皆無です。
良し悪しも含めて「出たトコ勝負」です。
今回、初めて「二蔵さんを同時に お招き致しました」。
木祖の十六代 九郎右衛門・湯川酒造店の「湯川 慎一 杜氏」と、
八百津の玉柏・山田商店の「田口 照明 蔵人」です。
木曽川の上流と中流にある繋がりで 当店が お世話になって居ります「銘醸蔵元」さんの醸造担当者を お招きする事が出来ました。
複数の蔵元を招いての「同時の酒質説明」には「恐さも満点です」。場合によっては「今後が無くなってしまう可能性さえあります」。
しかし、「イチゴ大福的な組み合わせの可能性」を信じての挑戦は お客様の反応で「意味の無い危惧」でしか無い事を知ります。
お客様・蔵元さん・会場・お手伝いを頂いた方々・・。
ありがとうございました。
また、この様な機会を設けたいと思っております。
次のスタイルイメージは今回の事で固まりました。
当初は「飯田畔 猪口フェスタ」と銘打って「七蔵元様に賛同頂き参加の」深度のある広角広報を目指しましたが「料理・酒・対話」のバランス感に自分でも気が付かない「支点のブレ」が途中で解りましたので 早めに修正をさせて頂き、
早期に ご興味を持って頂いた お客様のみの案内とさせて頂きました。
申し訳ございません・・。
飲酒分類に置ける「限定流通地酒分野のシェアは わずか7%」です。もし、この分野に「光を見いだす事が出来るとしたなら この手法しか無い」と 私は信じております。
今後も自己満足だけでは無い「悔い無き正当手法」にて
押し薦めて参ります。
もし、ご賛同を頂けましたなら・・今後共 宜しくお願い致します。