「りんご狩り」と「地酒」
都市部の方々に取っては・・
信州ブランドの「自然と食と農産物」とは特別なものらしい と言う事を
都市部に行って初めて知る訳です。。
そんな「灯台下暗しな信州人」は多く、それはシアワセな事なのかもしれません。
この時期は・・
「りんご狩り」と称しての「木から直接取る」、「直売品を買い付ける」
そんなツァーと個人客さんとで田舎の果樹園は「夏の軽井沢状態」となりますな。
馴染みの果樹園さんを作れば・・
「傷物のハネダシ品をサービス(見てくれだけ悪くて食するには何の問題も無いので地元では これが当たり前の品)」してくれたり、引き取る日を指定して置けば「食べごろを取り置きしてくれたり」と・・。
そんな県外客さん・・
の食べる目当ては「美味しい蕎麦屋さん」。
そして・・
そんなお客様は地酒が大好きで当店の様な「地酒専門店の回遊」をされているようです。コチラも同業者を廻ってくるのは普通ですし、お客様も「ドコドコへ行って○○を買ってきたので・・・」と。
当然、それ以外の「オススメ品」を提案する訳ですし、返って「ハッキリ言って頂いた方が ストレートな提案が出来ますので スッゴイラクなんです。
気を遣って「口籠って・・中々、真意を図れない方」の方が コチラとしては
意味の無い時間ばかりが経過して「あー・・どこかで同じものを買ってきたんだな・・」と察して ストレート振ったトコから 「やっと会話が始まる・・」なんて
「前振り時間」が結構 長く感じますので・・。
この時期に当店で お酒の買う方の特徴・・・
・他人様のお土産よりも「自分の飲む酒の方に重きを置く」(当たり前ですが)
・他所で買えないオリジナル品を欲しがる(ワカラナイでも無いですが その真意は様々です)
・人気ブランドを買いたい(品切れ状態のものが多いです)
そして・・
「日本酒の会」に使いたい・・と、おっしゃる方が最近 急増しております。
それも「酒販店・飲食店が主催するのでは無い、愛好家の一本持ち寄りの会」という
カテゴリーです。
愛好家仲間の「個々の知識と知見とネットワークが試される・・」みたいで
「オトナの真剣な遊び」は 時に「予算を越えても仲間に自慢したい感」に溢れていて
ヤラシイ意味では無く 年代性別に無関係な「子供がオモチャを自慢する誇らしげな笑顔」に見えて 私何ぞはそれが「カワイク見える」訳です。
最近は更に一歩進んで・・・
「こんな料理の構成にしたいので そのコースに合う お酒の選定を○本」して欲しい
・・なんて言う「玄人も真っ青な・・」お客様も珍しくなくなりました。
調理師の資格はピンキリなれど・・・
その端っこでも資格を持っている「作るのと食べるのが大好きなオラ」の言葉を
信じて頂ける方々を裏切るなんて出来ません。
なにしろ・・
「心身ともにストレス無く毎晩眠る」が私の信条ですので・・。
ご希望でしたら・・・
コース設定のお酒の紹介文も「後日、メールさせて頂きます」ので 遠慮無くどうぞ。
コレをやってると・・・
飲食店さんには睨まれちゃうかな(^o^)