俺の話を聞け

還元事業者

 

当店としては極めて生臭い話しですが・・・

消費増税に伴う「キャシュレス還元事業者」への登録と その施行が完了して

10月1日の開始日からスタートした当店です。

 

完全「現金主義」で 某AirPayさんのCMみたいに「なら イイですぅーー・・」とは言われた事の当店ですが・・

現金の引き下ろしの為に近くの 7-11に走らせるか ??

現金の範囲内でチャンスロスは何回かはありましたが・・

特段、当店としての不便感は無かったです。

いや、お客様としてき十二分にあった・・とは思いますが・・・

 

そんな当店でも初めて尽くしが続きます。

QRコード・カードリーダー・・

おっかなビックリしながら・・

時には「カードリーダーの充電不足」でご迷惑を掛けたり・・

 

消費税の次期とか・・

キャシュレスの対応とか・・

還元事業の対応とか・・

は個別に意見はあるものの それはさて置き・・

なんでもそうだけれど「事前の準備作業」というものに

早すぎるもやり過ぎも無いのだと事が 根幹の事で再認識。

 

当店としては・・

「出来るだけ決済手数料が無料の PayPayを使って欲しい」というのがホンネ・・。

Googleビジネスサイト

グーグルHP的なサイトは・・
世界的な「アルコール飲料の広告規制 ??」だと思いますが、
「Google マイビジネスのガイドラインが見直され・・」昨年の「お盆前から新規の投稿が出来ない・・」状況です。
 
きっと・・
サボっている店舗 ?? に見られているかと 思いますが こればかりは私の力では何ともならないです。
 
#信州地酒  #飯田市  #昼神温泉  #地酒土産  #信州の銘酒
などの Google検索から 当店にお越しになる県外のお客様の案内は有り難い限りです。
 
そして・・
Googleさんには・・
「地酒は地元民の誇りであり 文化です。当店は単なる致水飲料の提供をしているのでは無く 造り手の心をカタチとして伝えております。見直しをお願いしたい・・」の旨を送っております。
 
#信州旨酒加藤商店  と、セカンドネーム的に5年程使っていたのを 店舗改装を機に 10年前より正式に店舗名として使っております。

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街灯の寿命・時代の変化

誤解感満載の とても小売業らしからぬ・・今回のブログ・・

 

当店前の辻に40年以上前に設置された「看板付き街灯」。

住宅街の暗闇に突如として「夜中も光々とした風景・・」が広がりましたな。

防犯も兼ねた商工事業の補助金・・の名目だったかと思いますが 電力会社の協力も

あって「当店が電気代を負担」するも 家庭電力からすれば かなりのお値打ち感。

まぁー・・地元の方はほとんど知らないし「お店を張ってるんだから そんなの当たり前・・」くらいな感覚だと思います。たぶん・・・。

 

その間に・・

当店には「ジュース・タバコ・ビールの自販機」が増えて 住宅街の道も「抜け道」に

なった事もあり「夜もスピードを出す車と交通量・ヤンチャ盛りの若者の溜まり場」的な要素が満点になり 朝は「片付け掃除から始まる・・」なんて事が何年も続き

正直ウンザリした事も・・。

 

あまりに度を超した騒ぎには警察を呼んだ事もありましたが 逆に「未成年ですので穏便に」と 丸でコチラに落ち度があるような言い回しで「おコチャマ達の勝ち誇った様なニヤニヤ感」を見た時に「こういう対応をしなくてもイイ 自分のやりたい世界を創り出す・・」キッカケを作ってくれた事には感謝しておりますが・・。

 

店舗改装を機に・・

「ジュースの自販機」を撤去

近くに7-11が出来た事を機に・・

「タバコの販売権を返上」。

 

正直、近くに 7-11 が出来た時には「ホッ・・」としたもんです。

なぜって いつ未成年が「たばこ・ビール」等を購入して 酒販免許が脅かされるか

解らないって・・思ってましたから。

現に 補導された未成年様が「当店で購入した・・」と言い張り 「父から売ってもらった・・」との事で警察に何回か呼ばれましたな・・。

私も若くて「海綿体以上に頭に血が上るのが早かったですので・・」副署長様直々に

電話を繋いで頂き「製造番号からの流通検索をすれば どこで購入したのかすぐに解る事。これ以上 拘束するなら 未成年の親を相手に裁判を起す」旨を伝えると その件は無かったかの様に終わりましたな。

その防波堤が 7-11様である事に感謝しかございません。

平成の終わりを告げるのと時を同じくして・・

この街灯が点かなくなりました。

それと同時に 当店の周りが以前の「真っ暗な夜」が復活すると不思議な事に

「夜の車の通行量が激減し スピードを落とした運転をするのか 静かな夜に戻って

安眠出来る様になった」です。

一週間のウチに何回かは 車のエンジン音などで夜中に起されていた事を思えば

夢の様な静けさです。

 

街灯の修理をしようかと思っていたけどヤメて 「長期使用による腐食倒壊の

危険がある為に撤去」する方向でいこうかと思っています。

 

防犯の観点はあるにせよ・・

見えない事の方が 当店に取ってはより安全であり 静かな夜を過ごせる事は何にも代え難い事。もそっと早く気が付けばヨカッタ・・。

 

7-11が出来た事・街灯が点かなくなった事。

時代の変化で やはり「夜は暗闇の世界」である事が人間らしい くらしができる

のだと有り難く感じるのは・・・

ちと ヘソマガリの発想なのかと・・。

 

 

精進は終わらない・・。

学生の頃は・・・

「社会人になったら勉強からは解放される・・」なんて、夢みたいな事を

思っていましたが そんな訳が無い事は「社会人になった瞬間からワカル君」

という必然と当然に・・・。

 

酒造技術が年々向上するように ウチら酒販店の「アタマの転換と更新」も日々

変えて行かねば生き残れないのと同時に「探究心をも満たして」くれる事になります。

 

酒販店が専門知識を備えている事への一般的な「お墨付き・・」としては・・

ワインでしたら・・ワインアドバイザー 以上・・・。

日本酒でしたら・・・唎酒師 以上・・・。

である事は お客様方も含めて認知されております。

 

ところが・・・

この販売業界においては言葉を恐れずに書くと 実質的に「そんなの関係無い・・」状態です。要は「どうやって販路と数字を確保し上げ続けているか ?? 」が一番のポイントです。その為のベースとして「まぁー・・それくらいの資格は持っててもイイけど・・それがどうした・・」が、業界内での一般的なスタンツです。

別に資格を持ってらっしゃる方を揶揄するつもりでは無く「それをどう販売向上に活かしているか ?? 」。資格なんかなくても「オレはアンタよりも売り上げてるぜぇー・・」と口では言わなくとも 明らかにそういう空気が漂う現場を何度も見てきましたから・・・。

 

実際・・

高資格者を唄う酒販店の数値が高いかと言えば ?? のが多いのも現実なのだと思い当たるトコが・・・。

 

これ・・

なんの資格も無い「オラの言い訳・・」です。

先日・・

長野地区(長野市地区)小売酒販組合と県小売酒販組合青年部との共同で「利き酒講習会」がありました。

長野県の一番南の当店が、一番北の長野市まで行く価値があると思ったから。

今回は・・特に香りのパターンを言葉で表現し審査する

「国税局の鑑定官」の先生の指導と講義ですので 尚更です。

 

日本酒はワインとは真逆の「減点法で審査」されます。

その「香りと味わい」を「鑑定官」の先生方は定期的に集まり「審査基準を一定にする講習」を行っているようですが「そのエッセンスを取り入れた講習会」です。

 

ずっと興味があったのと、実際にその擦り合わせをした経験が無いので「言葉の表現とのギャップを感じ続けていました」。

これが「この香り・・」。

この香りのする「原因はコレなので この要素で判定をする」。

が、非常に明確で解りやすかったです。

 

当然・・・

コレを活かした「利き酒と説明と提案」に結び付ける キッカケが出来た事と、

今回の講習会に誘ってくれた 酒屋仲間に感謝です。

 

新規の蔵元・取り扱いを開始しました。

焼酎ブーム・・・

と言うのは「日本酒蔵に取っては超逆風」だった訳です。

現にその頃 試飲会に出掛けると「焼酎蔵には黒山の人集り」。

対して「日本酒蔵は有名蔵元にだけ人が居る」状況で それ以外の蔵元には

「誰もいない・・」というのが現実でした。

 

当店に取ってラッキーだったのは・・・

その前から「日本酒にターゲットを絞る」、「信州を売りにする」、

「無名の(私に取っては知らないという意味)蔵元で(有名処は相手にしてくれる訳が無い)自分の気に入った旨味感のある酒を売る」を選択基準にして その蔵元と一緒に「新しい得意先・市場・お客様」をイチから創造しよう。

この味わいを「判ってくれる人は必ずいる・・」。

 

試飲会で話しをして、後日 取り引きのお願いをすれば「ほぼ取り引きを始める事がデキル」という 今では考えられない夢の状況でした。

 

ただし・・・

焼酎ブームですから・・・

日本酒は売れない。ましてや聞いた事も無い酒なんて見向きもされない。

そんな解り切った事を「自分がその気になって売り込み、一本ずつ・一蔵ずつ増やす」事で現在が有ります。

 

苦労話とか、自慢話なんて甘いもんじゃなくて ・・・

自分の感覚を信じて いずれはやってくる「地酒に戻って来る時代までに

なんとか地盤を創って置かないと間に合わない・・」と、何かに急かされる

思いで増やし続けました。

 

当然・・

既存の取り引き蔵さんからは「一定量以上になると取引量が伸び続けない原因が

新規の取り引き蔵を・・」と、見られているのは解ってはいるものの、それを

続けてますと・・「良くは思われていない事」は解ります。

 

「ひとつの蔵をやり続ければ・・必然的に他の酒は売れて来るもの」という、

指針を示して頂いた蔵元もあります。

その部分は「その通り」だと理解しつつも「じゃぁー皆が同じ指針に立った時の

強みと弱み」を比較し いろんなバランスを考えた時には・・・。

 

それよりも・・・

「その酒が好きになっちゃったんだから・・しょうが無いじゃん」を、

押さえる事が出来ないが本音の部分です。

佐久の臼田にある・・・

佐久の花酒造さんと 三月より取り引きを開始しました。

この蔵元の高橋社長とは 「何回も電話と直接対話をして 互いを理解しあった上で

の取り引き開始」となりました。

単なる「ブランドを増やす」というだけで単純に売り上げを期待出来る程

甘い時代ではありません。

 

私が根を張っている地で この酒をやる事の意味と意義を提案する。

新規に限らず「どの蔵元さん・どの酒に置いても考えております」。

ひとつの蔵元・一本の酒・一献への流れ・・
考えるだけで楽しい企みは尽きる事がありません。