俺の話を聞け

いつも通りに感謝する「10年目」です

早いもので・・
店舗のリニューアルをしてから本日で10年目を迎えました。
ネット・通販をも併用しなくては生き残れない「商業環境への対応」を行いながらも実店舗がある事への「安心感と信頼感」は お客様の言葉からも実感する毎日です。

 

私の背中を後押しくてくれた「設計士の田口君」には本当に感謝しております。

リーマンショックの翌年。
焼酎ブームの余韻がまだまだ残る中での「信州の地酒を主軸とした地酒専門店」を「信州旨酒 加藤商店」と、それまではセカンド名称的に使っていたのを この日から「正式に店名としました」。

 

たまたま・・・
結婚と店舗改装が重なった事から あまり告知もせず、蔵元さんにも迷惑を掛けたく無いと思って「一切案内をせずに・・」やったら・・「花くらいは贈ったのにぃー・・」と、かなりのご批判を頂きました。

 

「このご時世に地酒専門店なんて時代遅れだよ・・」とか、
「焼酎も置いて無い酒屋なんて 誰も来ないよ・・」という
有り難い言葉をすべてガソリンに変えさせて頂きました。
反骨心は私の「酒屋一代目の心意気」そのものです。

 

正直・・
あの時に、「店舗の改装に着手してよかったなぁー・・」と心底 思っております。
嫁さんが「初めて店頭に立ってくれたのも この日」でした。

 

これからも「褻の酒・晴れの酒(ケの酒・ハレの酒)」を
マブシイ店主の視点から お話をさせて頂きます。
マブシ過ぎたら・・サングラスを掛けて ご来店を下さい

 

今回は、周年記念的な事を行わずに「いつも通りの対応」をさせて頂く事が今後も「当店の一番のサービス」なのだとの想いです。
これからも宜しくお願い致します。

 

アルプスの狭間 南信州・東山道の酒語り
信州旨酒 加藤商店
マブシイ店主 加藤久幸

 

設備産業の醸造業界にあっても ヤッパリ「お酒は人が造るもの」なんです。

まずは・・・

このワイナリーでは一番「インスタ映え」する昨年導入をされた「連続式蒸溜機」。いわゆる「アルマニャックスタイル」ですな・・。

私はね・・この日まで「複式・連続式蒸溜機」を間違った解釈をしていた事に

気が付きました・・。

改めて・・一歩突っ込んだ質問と現場に足を運ぶ大切さを感じましたが゛・。

 

五年程前に・・・

東御のワイナリーから 私ら地元の唯一のワイナリー「信州ましのワイナリー」に

竹村君という若手の有望人材が入り 当店にも挨拶に見えてくれました。

正直・・「なんで増野ワイナリーなの ??」と言う疑問は さておき・・

観光果樹栽培が基幹産業でもある 松川町で「農家単位のシードルを委託醸造する」

事から このワイナリーの評価が大きく上がり その中心に竹村君が居た事は誰も

が知り認める存在となりました。

ただね・・・

これは 私の感覚なんだけど、傍から見れば「イベントも事業も成長し成功している」

彼の顔が なんとなく浮かなく見えるんだよね・・。

それで・・・前々からワイナリー見学をさせて頂く予定のトコへ 新規の料飲店を

開く方も一緒にお誘いして 今回お邪魔した訳です。

 

さほど広くは無い建物を たふん普通に説明すれば一時間も掛からないところを

アマノジャク酒屋は いろいろと質問するものだから「タップリと二時間掛かりました」。

 

もちろんシードル製造の勉強も改めて出来たし、彼の真意も理想も聞けたし、

それで充分なんたけど・・・

 

一番のポイントだったのは・・・

「気の入ったタンクは良い物が出来る・・」という至極当たり前の事が 最新の設備や技術をも超越するのだという説明。

モチロン・・その「気に入る・気になる要素・・」が やはり人間的でイイナァーとは

思いますが・・・。

 

まぁー・・

長めのブログの最後までは読む方はそうそう居ないですけど、やっぱり この日の内容は濃過ぎて公開なんか出来ないな・・が私の本心です。

 

山に行ったら・・木に声を掛けてやる。

田圃に行ったら・・・稲穂に声を掛けてやる。

酒蔵に行ったら・・モロミに声を掛けてやる。

 

まさに・・気に掛ける第一歩かと思います。

生きているもの同士ですから・・。

 

ココに看板して どうするの ??

 


 

当店から1キロくらい離れたトコに「当店の案内版」があります。

ココに「こんな感じで看板を・・」の話しを業者にしたら・・

表題の言葉を投げかけられました・・。


 
 

 

 

至極当然かも知れません・・。

 

近くに高校が二つ、小学校に金融機関も二つ、最寄り駅からも近い地区の中心地でありながら住宅街の中にあります。

しかも「道に正対して立てて欲しい・・」の要望でしたので・・

「運転者にも見てもらえないけど、何を狙っているの ??」と・・。

彼はあまり外食をしない様なので知らなかったみたいですが 会社のスタッフに聞いて納得した様です。


 
 

 

まもなく20年目を迎える「ラーメンやひこ」さん。

特にお昼時には行列の出来る「地区では一番の繁盛店」です。        学生時代を「弥彦神社の町」で過ごし バイトから「退学して修行」してまで 惚れ込んだラーメン屋さんの店主さんとは 「彼の結婚披露宴」でお会いして 暖かくも厳しい目で見つめる眼差し。  彼と同様に「この方の作ったラーメン」を食べてみたい・・」と思わせるオーラを感じました。

 

飲食店は人を食べにいく・・そんな典型である「やひこの店主」です。

 

 

この看板が目に入ったら・・当店へもお寄り下さい。

公式LINEページが出来ました

デジタル音痴・・


 

ってぇーのは 玄人から見れば「こんな簡単な事も・・」でして

中々 設定が出来ないんです・・悲しいかな・・。


 

公式LINEページを作りました・・。

QRコードから登録して頂くとカンタンです。

商品によっては「限定案内」を行わざる得ない状況です。

本意では無いにせよ・・。

ですので・・・


 

コチラも合わせてご登録ください・・。

公開できない案内も・・する・・かな・・です(^o^)

 

 

新年あけましておめでとうございます(^o^)

告知通りに「元旦から営業をしております」。
今頃の投稿かよ・・と、 お約束のツッコミをどうぞ

ここからは新年一発目ながら お願いする・説明事項となります。
まず・・・
当店は「地酒専門店」でございます。
基本的に当店に並んでいる・提案させて頂くお酒は「SM・CVS・Ds」には
ございません。

ですので完売のお話をすると「どこへ行けば買えますか ??」の問いをされる方もいらっしゃいますが Googleで検索してをオススメ致します。

当店では蔵元さんとの直接契約による「特約店契約」をしている
販売店でしか売る事がデキ無い 業界用語では「限定流通」と称する
流通販売体系のお酒ばかりです。
モチロン・・その為の「品質管理と商品説明・心意気」を「見て・聞いて
解る体制」を日々「終わりの無い完成形」を求めて精進し続けております。
決して・・思い上がった気持ちで売る事などはありませんが・・
稀少品・限定品・につきましては入荷量とのバランスで「時に予約優先・
完売状態」にある事もままございます。

日本酒は季節感も重要でございますので「年間通して常に同じ酒があり続ける事はございません」。
また、基本原料である「酒米のその年のデキ」いかんでも 前年とは違うタッチになる事も多く、より「ワイン的なヴィンテージ展観」に地酒日本酒は
なり続けております。
以上の事・・・を、御汲み取り頂きながらも
基本的には「楽しく時間を過ごす潤滑油」としての役割を果たせます様
お気軽に ご来店とご質問を賜りたいと思っております。
宜しくお願い致します。

 

蔵元に行ったけど「お酒を売ってくれなかった・・」・・・
と、おっしゃるお客様が最近は多くなりました。
地酒とその造り手に興味を持って頂き 造りの現場である蔵元に
足を運んで頂ける「有り難さ」は業界に身を置く者としては感謝しております。
そして・・前段の「限定流通」のお酒は基本的には「蔵元では販売しない」のが業界内での約束事項です。
あくまで「特約店に販売を依頼する」、その為の「限定ブランド」である
との考えから「目の前に そのお酒があっても 売らない理由」が そこにあります。
その理由・・
を知らずに「気分を害する方」もいらっしゃる様ですが ご理解を賜ります様
お願いを致します。
特約店としては「非常に言い難い事」・・なんですけどね。

 

最後に 一番のお願いです。
蔵元に行けば いつでも「蔵を見学させてもらえる・造り手が相手をして話しをしてもらえる・・」と、思ってらっしゃる方もいらっしゃいますが・・
当店の取り引き蔵様では 「その様な事はございません・・」。
当たり前ですが・・・
日本酒は食品です。
ですので「外部の人間が何の準備も無く出入りする事」など有り得ません。
特に醸造期は「酵母の働きを脅かす雑菌の流入」には より気を使うという
食品製造の現場でしたら「当たり前・・」の事となります。
私ら特約店でも「醸造期に蔵に伺う時には事前にアポを取る」のが
常識以下の常識です。

 

特に・・・
正月明けから立春前後までは「鑑評会出品クラスの大吟醸の仕込み」となりますので 余計に気を使います。
ですので・・・
「これより二月までは蔵元への立ち入りは ご遠慮を頂きたい」のが本音です。

蔵元からの「酒蔵開放」等のイベント案内に参加して頂く事で 探究心を
満たして頂き、蔵元さんには「造りの時期には 酒造りに集中させて、
飲み手は その完成品を楽しみに待ち詫びて欲しい・・」と 私の様な
「売り手の立場」ではお願いです。

正月早々に長々として お願いとなりましたが・・・
真意を御汲み取り頂きまして お願いを致します。

信州旨酒 加藤商店 店主 加藤久幸