俺の話を聞け

元旦営業します(^o^)年末年始の営業について

元旦営業が「お約束」と言う認識が お客様の間には常識になった

「働き方改革・・」の当店です(^o^)

元旦営業 vol:9・・に御期待下さい。

年末年始の営業案内はリーフレットにて・・

 

今期のお酒は美味しいの ??

半年以上の更新感覚が空いてしまいました。

やる事だらけ・・で申し訳ありません。

 

表題の結論から言うと・・・

造ってみないとワカラナイ・・と言う、

なんやねん・・な答えですがその理由は以下です。

 

この時期に来店される お客様の関心事項として上位にくるのが変わらずに・・

「今年の酒米のデキはどうなのか ? 新酒のデキはどうなりそうなのか ?? 」です。

よく言われる・・

ワインは「原料8割・技術2 割」

日本酒は「技術7割・原料3割」

って某蔵元の話しですが・・・。

 

畑の素情と麹の技術が「ワインと日本酒の大きな違いであり・・

拡大解釈すると「麹室までがハタケである」と思っています。

「最大糖化作用と発酵の手助けとして」ですが・・。

 

で・・

表題の話しに戻ると・・

一昨年・・は ココ10年で一番デキが悪い年。

昨年・・は ココ10年で一番デキが良い年。

これは「見て・触って解る」そういう米で その結果が「昨年・今年の酒」と

なって評価されています。

難解なのが今年の酒米。

「見て・触って・・」までは昨年と遜色は無い・・との大方の見方ですし

等級評価はその「見てくれ・・」ですので高評価な訳ですが・・

農家と蔵元の心配はやはり今夏の「異常高温」。

農家さんが言うには「昼はいくら高くてもイイけど 夜に気温が下がらないと

糖度がノッテこない・・。それが一番の心配」だそうです。

糖度計とか数値計測では出ない「醸造しての結果次第」という

「造ってみないとワカラナイ・・」理由です。

 

契約栽培農家は「毎夏 高温なのは解っているから 高温障害を言い訳にはしたく無い・・」という

技術も心意気も高い方ばかりでも「経験した事の無い猛暑」の前では

結果待ち・・という 次第になりそうです。

 

私も楽しみにしている結果でもありますけどね・・。

 

 

 

GWは クーラーBOX持参で お越し下さい。

GWの予定です。

いつも通りの・・
水曜日定休を飛ばしての営業となります。

 

夏酒が ゆっくりと入荷してきております。

キャンプ・宿泊に地酒を酌み交わす。

お土産、特に「自分と家族用 」に 美味しい地酒を購入の方が多いです。

 

来店のお願いとしては・・・

クーラーBOX持参で お越し頂けると コチラとしては遠方の方でも「生酒を心配無く」

お嫁に出すことができます。

地酒屋さんに行く時には「クーラーBOX持参する・・」。

早く それが常識となるよう 口が酸っぱくなっても 語っていきます。

 

 

“GW お休みシート”のプレビュー

母の葬儀の際は お世話になりました。

酒と業務には直接は関係無いものの・・・

個人商店であり、青臭い事を言う様ですが「人と人との繋がりで今がある当店」ですので

ご報告をさせて頂きます。

 

店主の母であり 創業者夫人である「母が12日に亡くなりました」。

12年の闘病生活は当人にも家族にも大変な日々でした。

テレビや新聞で見る「高齢介護そのもの・・」でした。

だからと言って「逃げる訳にも・逃げるつもりもありません」でした。

 

もちろん・・

行政の方々の支援を受けながらの事です。

半年ほど前からは「施設に預かって頂く日々・・」が続いた事で

家族の生活リズムは変わらない事から「ほんとに実感が無い日々です」。

 

得意先、お客様、遠方のお客様に協力と ご心配を頂き感謝しかございません。

御礼を申し上げます。

 

 

異国の日本酒事情

当店にお越しになる お客様には・・・

「いらっしゃぃませ・・」という挨拶よりも「こんにちは・・」が良いのかなと

家族スタッフにも これで統一させて頂いております・・。

まぁー・・こういうタイプの店ですので 入店した以上は「何か買わないと帰れないぞ・・」

というプレッシャーを与えない為にも「こんにちは・・」なんですけどね・・。

 

以前は・・・

「自由にご覧下さい。解らない事があれば何でも おっしゃって下さい・・」で

必要以上に話しかけないでいたんです。

これも過度に「何か買わないと帰れないぞ 2・・」として・・。

私が他店に行った時には そうして欲しいから・・。

 

でもね・・

最近 換えたんです・・。

極力、話し掛けるように。

要は「興味があってウチに来て頂いている・・」訳だし

絶対に「迷う商品構成」だし

説明を聞いて「納得して買いたい方が圧倒的」だし

どうやら「こんな私の話しを聴きたい方」が多いみたいだし

この業界では ネットに流れる、流せる情報なんて限定されていて

「ホントのトコはどうなのか ?? 」を「蔵元コピペじゃ無い解釈」で聴きたい方

・・・・が以外に多い事に やっと今頃 気が付いたので

「かっぱえびせん状態」で実行してます。

 

もちろん・・・

「自由に見させて下さい・・」オーラの方には「放置ぷれい」(^o-::)

を楽しんで頂きますので・・・。

 

本日 お越しのお客様は独特のオーラを持っていたので話しかけてみると・・・

前世紀は「英国の統治下にあった 香る港」にて日本酒を輸入している会社にお勤め。

「販売と提供サービス」を担当されている・・との事。

所用で当地に来られた様で その途中に寄って頂いたみたいですが、

「中央に集まる情報は画一化されており 地方に行かないとワカラナイ事、取れ無い事」

の重要性を理解されて居られながら 謙虚でいて「コチラの放つ玉」には

「小気味良く返して・・」頂ける。好奇心から来る勉強熱心さが ヒシヒシと伝わって来て

私の方が 気持ちの良い時間を過ごさせて頂いた次第です。

 

こんな機会は滅多に無いので 日頃より疑問に思っていた「日本酒の伝播状況」も

いろいろとお聞き出来て 国が変わるとスタイルも違うのかと・・。

それでいて「酒食を一緒に楽しんでもらう事が日本酒のスタイルなので それを定着させたい。

日本酒に人生を掛けてみようと思っているので・・」と、まで おっしゃって・・。

 

私は こういう仕事をしていながら「あまりに日本酒に前のめりになっている方」を

言動・行動から見ると「肩にチカラが入り過ぎていて見ている方が疲れてしまう・・」

のを往々にして感じるのですが 本日の方は それを清々しい印象として素直に受け取れる

・・・そんな私自身に驚いて「こんな方がいるんだ・・」と衝撃であり刺激を受けました。

本当に ありがとうございます。

 

お持ちになられた お酒の感想と共に また「楽しい話しを聞きたいナァー・・」と

思った本日の徒然でした。