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玉柏 純米吟醸ひやおろし

当然、「信州ひやおろし」のルールには縛られない「美濃の酒」は、

今年の暑さが落ち着いた中旬にやってきた。

昨年は「やや硬め」なのでスロースタートだったのが、

今期のは「すでに満開状態」でやってきた。

 

もう「山田錦の旨味が全開」で、それでいて落ち着いた感じの玄人好み。

綺麗な料理には「キレイな酒」が合う。

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当店入荷日    9月15日

 

製造年・27by/原料米・兵庫産・山田錦/酒種・純米吟醸・ひやおろし

玉柏  純米吟醸 ひやおろし

1800ml:3,150円  

(本体価格・税抜き価格)

玉柏 二百八十八夜 純米吟醸 無濾過生原酒

この蔵で唯一「五百万石」を使う酒。

その理由は・・前杜氏へのリスペクトであり前杜氏の故郷の米を「生産者指定買い」。

 

昨期よりも・・旨味・軽さ・透明度がスケールupした「スゲェー酒」に。

スッキリした独特の酸を活かした旨味が五百万石の特徴かと思っていたら、

宇野杜氏流の「五百万石解釈」は こうくるか・・の酒に。

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今年も 目が離せない「玉柏」になりそうです。

もっとも、当店は凝視しっぱなし・・・ですけどね。

当店入荷日    2月25日

 

製造年・27by/原料米・新潟・五百万石/酒種・純米吟醸・生原酒

玉柏  二百八十八夜  純米吟醸 無濾過生原酒

720ml:2,000円  (このサイズのみ)

(本体価格・税抜き価格)

今期分・売り切れました

玉柏 純米

完熟の旨味満点。ワタシ的には「100点ハナマル」です。

柔らかな旨味には優しい野菜の滋味が合います。

焼き野菜・・のね。

 

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飛騨誉の膨らむ旨味と酸味感。
お燗酒も最高です。

玉柏 純米
1800ml:2,500円
720ml:1,250円
(本体価格・税抜き価格)

玉柏 新春しぼりたて純米生原酒 招き猫ラベル

柔らかな旨味を活かすには「ふっくらとした根菜類」。

蕪・大根を軽く炊いて・・・

ジャガイモを「こふきいも」にして「胡麻ペーストのソース」で食べたい。

ホントは「軽い酸味のマヨネーズ」が合うとは思うのですが、私の数少ない弱点が「マヨネーズ」ですので・・。

 

軽いローストタッチの立香と酸味香。

柔らかく・キレイで・心地良く軽い酸味で旨味が広がり、ほどけるキレで簡潔します。

 

蔵元さんでは「一月九日販売開始」の様でしたが 当店では「二月下旬からの取り引き開始」で、試飲をさせて頂いた時点で「まだ膨らみが増す」と思ったので「みゃぁー・みゃぁー・・」の

「三月三日より販売を開始」しております。

 

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この「招き猫さん・・」独特のタッチで私は好きです。
このエチケットの中に「蝶々・・」が舞っておりますので お探し下さい。

玉柏 新春しぼりたて純米生原酒 招き猫ラベル
1800:2,700円
720ml:1,350円
(本体価格・税抜き価格)

玉柏 二百八十八夜 純米吟醸 無濾過生原酒

まぁー自分の中ではあるんですけど・・・
こういう酒は「食べ合わせ・・」を論じてイイんだろうかと考えちゃいます。

 

しっかりと膨らみ切った旨味が心地良く 喉に落ちていきます。

飲んじゃおうか、もう少し口の中に置いていこうかとタメライながら・・。

そんな酒なんです。

そして切れ味は 五百万石らしいスッキリ感。

 

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蔵元さんによる「この酒のストーリー・・」としては・・・
前杜氏の高倉さんの出身地である新潟で栽培された「五百万石」で醸している事。
米の栽培から醸造まで「二百八十八日」掛かっている事。
現杜氏の宇野さんが 高倉杜氏をリスペクトして造っている事。

以上の説明を受けました。

 

製造年・26by/原料米・新潟・五百万石/酒種・純米吟醸・生原酒

 

玉柏  二百八十八夜  純米吟醸 無濾過生原酒

720ml:2,000円  (このサイズのみ)

(本体価格・税抜き価格)

今期分・売り切れました 

 

 

 

私は高倉さんに お会いした事は無いので解りませんが、

宇野杜氏に出会って参っちゃったんです。

ドコの蔵元さんも「自らの蔵の精度」という尺度をお持ちなのですが その基準のケタが違い かつ 動物的である事。

宇野杜氏の語り口が  すごく自然で「前杜氏に対する尊敬と感謝」に満ち溢れていて泣きそうになりました。

 

昨秋、年末は家族サービスが出来ないので その前に名古屋に遊びに行ったんです。

バス待ちの時間の間に「松坂屋の地下売り場」で「玉柏さんが試飲販売」をされてました。

正直、百貨店の試飲販売って期待して無かったですし、私は玉柏ってブランドを知らなかったんです。

チョット「飲ませてもらおう・・」って感じで・・。

ところが・・・

一口含んで たぶん顔色が変ったんだと思います。営業さんが「どうかされましたか・・」って。

 

無理な感じが一切無い自然な旨味と優しい余韻と穏やかな切れ味

中々、こういう酒とは出会えません。

すぐに名刺を交換させて頂き「年が明けたら蔵元見学をさせて頂きたい・・」と、申し入れました。

 

私の勘、間違って無かったと思います。

社長さんの物腰・語り口・発送物にすべてに神経が行き届いて 改めて自分の不足面を思い知らされました。

そして、社長と杜氏の信頼関係が素晴らしいとしか言いようがありません。

他蔵さんに文句を言われてもイイ。ホント、惚れちゃったんです。

こんな感覚は初めてです。

 

この蔵では 山田錦と高山産飛騨誉。それと高倉杜氏の 五百万石。

すべて特等米×最高の技術で醸す=作品です。

長野県の中信・南信地区は廃藩置県後は岐阜県の飛騨地方と一緒に筑摩県を形成していた時代もあり、

あながち無縁では無いかと想います。

信州に軸足を置く・・

その為にも「信州基準がすべてでは無い・違う精度」をこれからも学ばせて頂きます。