猪口の会

「ひつまぶし」最高

「寒の土用の丑」・・

に鰻屋さんで「日本酒会を行う」。

旬の旨いを「今年も続けてゆこう・・」と計画しております。

 

CIMG4794

 

まずは・・メインからの逆から投稿。

出汁茶の旨味と鰻の旨味が全開の「ひつまぶし」は本場・名古屋を凌駕しておりますな。

コレを食べたくての「猪口の会」です。

JR市田駅を目の前にする 鰻屋うなはる さんが今回の会場です。

“名称未設定 11”のプレビュー

 

老舗・専門店の趣たっぷりの「温故知新な鰻屋」さん。

 

今回も新しい試行で五感が大満足。

 

CIMG4786

 

五点盛り・・鰻の薫製、骨せんべいの塩梅は抜群

 

CIMG4787

 

塩辛・肝の塩から

 

CIMG4788

 

鰻ざく・・こんな感じのは初めて。

 

CIMG4789

 

定番の「蒲焼き・白焼き」。

CIMG4790

 

肝のタレ焼きとバター焼き・・次回はワインも用意したい。

中華風に春巻き。

 

CIMG4791

 

初でした「鰻のてんぷら」。

CIMG4793

 

鰻のフライ・タルタルソース。

 

店主の久保田さん・・

には、「楽しんで試作できましたよ」との言葉を頂いて コチラもひと安心です。

 

毎回の事ですが「美味しい時は無口になります」。

また、お願い致します。

 

 

 

現代版・倍賞美津子的女将さん

忙しい時程「イベントを重ねて行う」という一見矛盾している事を最近続けています。

理由は簡単・・

「工程が多い程スピートが求められる。そして究極のスピードとは精確な中でしかなし得られない」。

これ、私の持論ね。

ただし・・スイッチを入れるまでが掛かるんです。時間が・・。

 

今月の「猪口の会」は銀座の「想今(そこ)」。

私の憧れであり理想である「居酒屋の女将さん像」を まさか地元で体験できるとは・・。

女将さんとの出会いは「顧客さんの紹介」でした。

一目見て「あっ・・・」です。

顔が似てるとか・・の話しじゃなくて、

服装は洋装ですが「現代的な居酒屋女将・倍賞美津子さん」が「そこに居た・・」です。

 

しかも、この女将さん「料理はほぼ手造り」。ホント手を掛けてくれます。

 

12249993_1029526043753788_8232776614525200525_n

 

この日の目玉「トップスリー」です。

澤の花「純米大吟醸」は美山錦とは思えない「旨味炸裂型」の酒で一番人気でした。

 

IMG_0241

 

 

この馬刺が絶品でした。元馬肉専門店が言うんですから・・。

 

IMG_0242

 

 

飯田で「おでん」といえば「ネギダレ」が定番。当然「カラシ派」もいらっしゃいます。

 

IMG_0243

カキのグラタン・・は、「あーウマい・・・」しか出てこない 心までアッタマル味。

 

FullSizeRender 03-57-04

お約束の〆の「牛スジカレー」は「まってました・・」の一杯。

 

まだまだ料理はあったのですが「撮るのを忘れるくらいウマかった・・」。

ごちそう様でした・・。

 

 

 

THE メーカーズ・ディナー

今年も お招きする事が出来ました。

リュードヴァン・・小山英明社長です。

CIMG3767

金無し・土地無し・しがらみ無し

のゼロから始めて「首都圏を中心に評価を得ている」ので 大層な成功者かと思っている方もいらっしゃいますが、

どっこい・・です。

俺が言う立場じゃ無いですが「酒の付く業界はドコも厳しいんです」。

 

8年ほど前に「収穫ボランティア」に参加して「参加者が食べたく無い粒はすべて切って下さい」の説明に度胆を抜かれ、そして惚れて・始まった訳です。

 

小山さんを・・飯田に呼ぼうと思ったものの「誰も関心を示さなかったら・・」なので「プレ・イベント」として

「来年、呼びますからワイン会」を案内したところ「一時間で満席」。

 

昨年は地元の「多くの若手オーナーシェフ」が参加してくれて より浸透したかと思っておりますが・・

まっ、現実は甘くは無いです。

 

元々、「高額なプレミアム系ワインしか生産していない」ワイナリーの「メーカーズ・ディナー」を

これまた「高額な会費」設定をしたのですから・・。

でもね、私も会場側も「質の設定」を第一に考えた時に必然的に「こうなるよな・・」だっただけの事。

集まって頂けた方に「伝わる会をヤル」。

 

今春オープンした「ココロファーム」のシェフとなった「堀本シェフ」には昨年に続いて お世話になりました。

彼の料理には「素材の愛情を感じる」んです。

今回の「コンソメ・・」は絶品でしたな。

CIMG3770

 

CIMG3773

セパージュ毎に料理を合わせ「小山さんに説明をして頂く・・」スタイルなんですが まだまだ「私も知らない事が多く」大変 勉強になりました。

CIMG3779

同じモノを「ヴィンテージ比較」してみたのですが 驚くほどの違いがありました。

そして、昨年と同じワインも二種程だしたのですが 結構 憶えているもんですね。その時のイメージを・・。

一年熟成すると・・オモシロイ・・。そして、当たり前ですが「その時の味は その場でしか味わえない・・」。

そ・れ・が・・ヴィンテージ

また、来年も ヤリタイ・・。

 

 

「蔵元を囲む会」

報告が遅くなりましたが・・・

先週、十六代 九郎右衛門蔵の湯川杜氏を お招きして当店の「猪口の会」を行いました。

通常の「猪口の会」とは違いゲストをお招きしての会は 当然ながら準備と段取りは倍以上は掛かります。

もう慣れましたけどね・・。

 

「蔵元様」をお招きした時の私の最重要課題は いかに「この方の輝かせるか」です。

アタマの話しじゃ無くてですよ・・。

 

その為には「ライブ感」が重要な要素だと思っていますので「簡単な構成」だけを説明してアトは一切打ち合わせをしません。たぶん「そういう内容・対話を お客様は聞きたがっている」と思ってます。

それを「お客様の前で私と蔵元が・・」ライブをやります。

どの方が お越しになっても同じバターンです。

と、いうのは言い訳で「段取りを組んでも その場の空気で必然的に変ってしまうので 打ち合わせが無意味」になります。

 

今回の参加者は 20名様。このクラスの「日本酒の会」としては丁度イイ員数です。

今回の会場である 萬房 さんは「九郎右衛門」を主力に大事に扱って頂けますし この「猪口の会」の為に事前に蔵元まで出向いて見学までして頂くチカラの入れように感謝です。

 

料理・酒・・蔵元の説明・お客様同士の会話が弾む

理想のカタチが楽しい時間となりました。

蔵元様を招いた時にしか基本的には出来ない「仕込み水」を飲みながらの会・・で 体調もバッチリキープしてままで終了しました。

 

では、画像に合わせて・・・

 

11350230_955083231198070_148020775_n

最後は「杜氏・参加者・萬房スタッフ」さんと記念撮影です。
皆さんが持っているのは本日の参加者へ「杜氏からのプレゼント」十六代 九郎右衛門・焼き印入りの「割り箸」です。

本日の料理人 川端 康介さんは杜氏からプレゼントされた「帆前掛け」を持って破顔です

 

 

11421435_955083204531406_901087533_n

 

 

湯川杜氏・・の説明は「解り易さ」を前面に。一人の質問に対し「全員に向けての解説」さすがです。

 

11536820_955083221198071_428785049_n

 

蔵見学でのイメージが「木曽・漆・赤」。器にも凝ってます。
手前の「トマト」と「雄町 純米吟醸」の酸度の組み合わせは絶妙。
参加者の「沈黙の一瞬」を生み出しました。

 

11421682_955083207864739_177453833_n

今回は「8種の酒」を料理に合わせてみました。
同じ蔵の酒を呑み「違いの確かめ・楽しめる」のは「蔵元を囲む会」でしか出来ない至極の時間です。
お客様での人気NO.1は「雄町・純米吟醸 生原酒 26by」オマチストが更に増殖しました。
私の好みは「純米吟醸ひとごこち 火入れ 25by」です。

かなり多めに持って来て頂いた「仕込み水」も「一人・一升」ちかく飲んで頂きました。
その分、最後まで参加者のテンションは落ちる事無く「乱れる方は皆無」

「もう、終わりですかぁー・・。
こんなに楽しいのにぃー・・」。
と、言って頂けて嬉しかったなぁー・・

 

このアトの「杜氏と私の慰労会」は当然オフレコです。

そして、飯田の夜も更けてゆきました。とさ・・。

 

また、来年もよろしく お願いします。

 

 

ウナギで「猪口の会」

寿司・天ぷら・うなぎ・・が、和食の王道である事は誰もが否定しないと思います。

お米でデキてる「日本酒」が「米に合い・醤油で膨らむ料理」に合わない訳が無い。

ただ、他人様の事では無く「自分でも試して・・楽しみたい」。

ウチの「猪口の会」の原点です。

 

ずっとヤリたくて お願いをしておりました「ウナギで猪口の会」を

春の土用期間にうなはる さんで行いました。

 

CIMG3078

「うなぎ尽くしのフルコース」とは どんなものなのか ??

そのワクワクのが・・

ウナギの五点盛り
鰻ザク
バター風味の鰻肝焼き
鰻のタタキ
鰻の天ぷら
鰻のソテー
鰻の塩焼き

そして・・・
ワサビ風味の出汁茶がメチャ旨い ・・ひつまぶし
鰻だけで これだけの・・新しい発見です。

 

この会を初めて5年目にして「初のオトコ祭り」。

少人数・オトコだけ・・だから「手抜きなんて言わせない・・」のが、
オラの心意気です。

日本酒6種をガンバリました。
CIMG3086

実は・・
少人数には それなりの利点があるんです。
まずは・・全員に熱い料理が同時に出て来る。
そして・・お酒の説明と質問に「濃く・早い反応で お答えできます」。
私の頭髪みたいに・・

来年も、是非とも お願いしたいです。
ありがとうございました。

 

3 / 41234