猪口の会

如月「猪口の会」

昨年は大雪の為に大幅な予定変更と体調不良が重なって懲りた面がありまして・・

今年は市内の足の便も良いトコにさせて頂きました。

 

滅多に無い翌日が旗日でない月曜開催の猪口の会は・・

網元さんです。

飯田合同庁舎前の魚介のメチャ旨い店です。

チト脱線しますと、食育なんて「頭で教えようとするから面倒で難しい事になる」と思っているワタシです。

人間の本能を信じて「旨いモノを嗅ぎ分ける能力を刺激する」事で必然的に「美味しいモノと美味しいものを得る術」を自ら考え実行するのが 本当の食育だと思っています。

コレ、耳学問でやったら「オトナなんて簡単にダマされちゃう・・」って思ってますけどね。

 

そんな「生魚なんて絶対に食べない子供達がパクつく店」でやるのも「猪口の会」の特徴です。

意味、解りますね・・。

 

ココの料理に合わせるには「小細工は無用」です。

いろいろと考えた結果、結局「一番最初に思い浮かんだ・・のに決めました。

そして最後は初登場の「ゆふいん柚子胡椒梅酒」。

辛味と切れで「オトナの時間」をピリッ・・と〆てくれましたな。

来月もやります。当然・・。

 

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ちなみに・・今回はワタシ「記念撮影」に参加しておりません。が、いつも以上に楽しかったです。

 

 

睦月の「猪口の会」

今年も始まりました猪口の会。

 

日本酒と料理と人間を食べます。いろんな意味でね。

どの分野も そうだとは思うんですが「体験した事の無い方、興味の無かった方」に いかに楽しい分野なのかを「知り・感じて頂く・・」から、始まります。

なぜなら私自身が日本酒が大嫌いなワカゾウだったからです。

だって「臭いし・次の日には頭が痛くなるし・オヤジ達の説教酒」だと言う認識しか無かったですから。

それが 二十歳の時に「ある出会いで・・」全く違う価値観を持って、 更には現在「地酒専門店」を自身でやっている。

 

昨日は私の住む地域では「ほぼ成人式」が行われ「晴れ着のワカモノ」を見るに付け「チョットだけよ・・」とカトちゃんが思い出しました。

 

今年のスタートは・・

昨秋に開店した「縁(えん)」さんです。

市内の老舗人気店「丸現」さんで長年修行をされた「下平さん」の店。

丁寧な仕事に「丸現タッチの料理」と「お好み焼き・もんじゃ焼き」を看板とする

これから期待の居酒屋です。

 

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実は・・

ムスメにパソコンをいじられて(涙)プリントアウトが出来なくなり メニューを「ココに表示して・・」の初めての試み。

お陰で遅刻しました・・。

“縁・ 猪口の会 15-1.11”のプレビュー 2

 

“縁・ 猪口の会 15-1.11”のプレビュー

 

1,5 回成人式を終了した方に参加権があります・・・

と、振っただけあって「自称20代の方々」は すべてご辞退となりました(笑)

 

数をこなしているお陰で「人数に応じた対処・・」をさせて頂ける経験値になりましたので、

ハイスペック、親和バージョン・・かなりの大盤振る舞いです。

理由は「私も呑みたかったから・・」

 

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こんな高級版も お出ししましたが・・・

一番人気は・・

小左衛門  純米吟醸 迎春ラベル         スッキリとした旨味感と軽い辛味のキレがバツグンの食中酒となり「たちまち一本空きました・・」。

 

今年も「節度あるオトナの時間」を 皆様と一緒に楽しみたいです。

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師走の「猪口の会」

師走の場合は「完全に固定化」してきました12月22日は「間違い無く翌日は旗日」ですので・・。

 

三年連続での〆は銀座のそば処 かざこしです。

今回も公開案内は無し・・です。

理由は「過去の出席者」への案内だけで予約が埋まってしまうという人気の店です。

「ラーメン・蕎麦の店舗」というのは各地にありながらも「地元・個性を活かした店」を、知りたい・探したい・食べたい・・もんです。

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飯田の中心市街地ではNO.1の蕎麦店であり、日本酒大好き店主平野さんの店です。

彼は戸隠の名店うずら屋で修行されてます。

余談ですが・・・子供の頃は「蕎麦嫌い」で、蕎麦屋に連れてってもらっても「蕎麦以外のもの・・」しか食べない。

それが「うずら屋」で「初めて蕎が美味い・・」と感じて その想いで「蕎麦屋」になった方です。

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そば屋・・

ですから最後にそばを美味しく楽しんで頂く為の「そば前」から 蕎麦に突入する組み立て・・。

ふわふわの・・そばがき。

栗のような・・百合根のてんぷら

地元野菜の・・プリン大根の炊き合わせ

 

蕎麦は・・・いわずもがな・・です。

食べ物を「言葉や文章」にするくらい無粋な事は無いのが 素人の悲しさです。

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また、来年の師走も 予約をさせて頂きました。

その前に、平野さんと呑みに行く約束を実行するというハードルがありますが・・。

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本日のラインナップ

 

 

大信州  純米大吟醸 スパークリング 松本

 

川中島 幻舞 純米大吟醸ハーモニック

無濾過生原酒      長野

 

澤の花    純米 無濾過生原酒             佐久

 

大信州  大吟醸 掟破り                  松本

 

十六代九郎右衛門   純米吟醸   愛山   木祖

 

高天       純米吟醸 美絵SP          岡谷

 

小左衛門     純米吟醸  初のしぼり           瑞浪

 

 

大信州  みぞれりんご梅酒                  松本

忘却なのか ?

今月の「猪口の会」は 五年ぶりに「栃木・澤姫の井上社長」を お招きして行いました。
「オリンピック並みの間隔ですよね・・」なんて言われちゃいました。

 

彼のキャラは「蔵元さんの中でも独特」なんです。
五年前には「IWCで世界一の酒」の実績を持ちながら 鼻に掛けるトコも無く、
理論派で常に「業界の常識に疑問を持ちつつ」 そして挑戦的。
なのに酒の会では「楽しい会で無いと意味が無い・専門用語はなるべく使わず いかに易しく解説できるか」
を主眼として「澤姫と栃木を売り込む」セールスマンです。

昨年からの計画で、折角 社長を呼ぶなら「少しでも多くの方に感じて欲しい。そして 日本酒に積極的で挑戦的な若手の料理人と組みたい」と思い お願いしました。

 

近隣の「杜氏さん」も参加して頂き 初めは険しい顔をしていたにも関わらず最後は穏やかな顔で「楽しくホント勉強になりました」と、たぶん お世辞無く言って頂きました。

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終了後、「彼・若手料理人・社長・私」での慰労会は 酒の会では絶対に話さない「業界用語と 日頃の疑問・挑戦的な取り組み・自らが置かれている地酒への立場」など尽きる事無く「もうこんな時間・・」になってました。

私としても「最近で一番多い参加者」でしたが「準備から本番を最高に持って行く・・」を いつも通りの手順でこなし「多くの初参加の方・常連さんからも握手を求められて良い気分」で その日を過ごせました。

 

しかしね・・・
私のやってる この「猪口の会」は「オーナー・シェフ」との直接交渉で、
通常は料飲店に取っては非常識な「酒の持ち込み・・」というイベントを
協力して頂ける料飲店とのタッグで「周知と体験と選択肢に加わる」ものとして今後に繋げるとして
今まで行って来た料飲店では「すべてとは言わないまでも・・」理解と成果を頂いて
四年も続き・同じ店でも何回も行ってきたり、と「地元の料飲店さんの中でも認知されて来た」とさえ思い込んでました。

 

でも、それは「オーナー・酒を飲める方・私との直接的な関係がある方」の中でのやりとりのみで成立しているイベントだったんですよね。
今まで「うまくいかなかった個所」を洗い出してみると「この要素が ひとつでも欠けていると ウマくいかない」と。今頃 気が付く訳です。

そして、今回。
本番は「自賛になりますが大成功です」。
でも、やはり オーナーさんが「酒の飲めない方」だと「地酒界の常識・こういったイベントの意味合い」を説明・理解して頂くのは「現状の私のチカラでは無理」です。

今は反省しきり・・。

 

でもね・・・

「終わったアトの お客様の顔を見て成否の判断をして下さい」と、大見栄を切った責任と自負だけは果たせたけどね。「同じ事だけやっていては生き残れない。自分に挑戦し続ける事で・・」。

だから、「俺が客だったら ・・あったらいいな」の環境を作りたいだけです。

キチンと段取りして、向いてる方向が「お客様」ではダメなんですかね。

 

後日談・・

やっぱり理解して頂け無い ? のか、「理解したくない世界」だったのか・・。

この料飲店では「このような会」を行うのは初めての様でして お客様のあまりの好反応に経営者は返って不快だった様です。「ウチの店でやって アイツの方が目立っている」「他人の店を利用して儲けて、宣伝をしようとしている」だそうで。

よって「御礼の金は無いのか・酒くらいは持ってくるだろう」という要求を お断りしたトコロ「取り引き停止」となりました(当然、料理代・など事前の約束以上の誠意を見せていて・・)。自店のお客様へ案内をして頂くなど協力的な姿勢でしたが直前になり「そんな内容は聞いていない」と手の平を返されたあげくの結果、「ホントに予約人数が入るとは思って無かった」様で。

イベントが成功した事により結果として「やらなきゃヨカッタ」状況になるのは なんとも理不尽で 私も呆れました。担当者は平身低頭でしたが これで彼とは「友達付き合いがデキル」と喜んでおります。

 

まさか「おコチャマ並み の顕示欲」だとは 私もイイ歳をして人を見る目を無い物だと・・。

 

 

日本酒の会「猪口の会」を やってます。

日本酒に興味のある方、旨い肴で一杯呑りたい方・日本酒の仲間作りたい方・・が、集まります。特に女性の方で「仲間の飲み会にワタシ一人だけ日本酒を頼むと 飲み助に思われて肩身の狭い思いをする・・」の方が「お一人様でも気軽に安心して参加して頂ける環境」はワタシの目指すトコロです。

 

固い会にするつもりはありませんが「会場の料飲店さんに敬意を表し、料理と酒と会話の楽しむ節度のある会」としております。大酒飲み大会でも、無礼講大会でもありません。ご自分のペースで お楽しみ下さい。

特に転勤族さんには重宝して頂けてます。

日本酒に興味のある方は是非どうぞ・・。

 

では、本文です。

当店のコミュニケーション分野「毎月一回・河岸を変えての・日本酒のみの会」として「猪口の会」の名称で参加希望者を募り実行しています。

新酒の案内・蔵元の情報・業界内での話題・料理との飲み合わせ・質問等」など「食べる・飲む・対話」を中心とした会です。日本酒の会に有りがちなそうですが「ウンチクと専門用語の解説」は極力減らして、基本的には日本酒を通して「楽しみと繋がりを深めてもらう・・」を目的としております。

と、言うのは表向きの理由で 本当のトコロは「私の楽しみと得意先の宣伝」という バラさ無いでも良い事なんですが・・。

 

実は以前にも「別の名称で会」を立て上げていたのですが、一年間休会にし事実上の解散を経ての再スタートが今に至っております。以前の版は収益のある「金の成る木」であった事は間違い無いです。

40人前後の「私より若い世代が集まって」の「旨い日本酒を目当てに来る娘」を更に目当てとした「合コン」と最後は化していましたから・・。「合コンが悪い」なんて眠たい事はイイません。ただ「そちらが目当て」になった事で面倒な事が増えて「やっぱり本来の姿に戻したい」と思っただけの事です。

 

今でこそ「回数も重ねて」・「SNSでの認知度も増して」、会場と設営にも理解を示して頂ける料飲店さんも多くなりましたが、以前は「酒を持ち込みでの 日本酒の会」の意味合いを「安く飲ませる為の手法」と勘違いされて「断られる事も多い」のが実情でした。

こちらの説明も下手でしたし、得意先の「機嫌を損ねたら元も子もない」なんて「確固たる信念」を前面に出していない節もありましたし・・。

 

今月のツキイチ・・・

を「22日・火曜日」に飯田市内の中央通り「海蔵」さんで行いました。

最近では珍しい「ヒトケタ代の参加者」だったのですが、実は この人数が一番やり易いんです。

参加者全員の「顔と反応を見ながら、それぞれに合った説明がキチンとデキル」からです。

カウンター対応の居酒屋さんと同じ事です。

 

「初参加の方は皆無」であったのに「初対面通し・・」の方もいらして それでも「日本酒仲間として すぐに打ち解ける」に多くの時間は必要が無かったですが・・。

私もこういう時は「やるべき事はやった上で お客様と一緒に楽しんじゃいます」。

お酒以外の話し、質問も多種多様に渡って「酒販店としての意見」より「私個人としての感想」が主眼となりますが それは個人商店であり 実質「ワタシの主催」である事で許されていると勝手に思っています。

海蔵・猪口の会

酒器などは「持ち込み」で お願いするので「翌日の片付け」に伺うと「海蔵の大将」からは「みなさん ホントに楽しまれていてウラヤマシイ・・」という言葉を頂きました。お誉めの言葉として受け取らせて頂きましたが 毎回そうは成らないのが現実です。

参加者が「多い・少ない」の話しじゃ無くて。

滅多に撮らない集合写真こそが その証しかもしれませんが・・。

来月は「栃木・澤姫・井上社長を招いての会」を 「5月14日水曜日に(花れ)」にて行います。

この会の案内と「猪口の会」の細部については追々と・・。

 

 

 

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