日記

米俵マラソン

飯田市と飯島町。

下伊那と上伊那で天竜川沿いでは三つの行政区を跨ぐ距離感も実は山間部では繋がっている

れっきとした「おとなりさん」です。

同じ「飯の字」を冠したね。

 

私の修業先であり元住民。

当店の主力蔵元「小左衛門」の看板酒「信濃美山錦シリーズ」の産地でもある「飯島町」で、

米俵マラソンなるイベントが今年も開催される。

感覚的に「出よう・・」と、思っちゃった訳。

ルールは「米俵を担いで走る」という解り易さ。

5キロの俵を担いで・5キロを走る・・に登録。

副賞は・・

担いだ俵と、同じ目方の「飯島産の米」。

 

 

もう30年以上も長距離は走って無いし、それに出る事で「少しは自己節制をするだろう・・」という

希望的な観測で出場登録をしました。

 

まっ、実質 練習を開始したのは一週間前。

目標は完走。

翌日の仕事に支障の無い走りをする。

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コスプレ系でもOKだそうですが面倒なので「仕事着のまま」参加です。

まっ本職ですから似合ってるのは当たり前。

・ガンバレ米屋。

・配達の途中でサボってんのかぁー・・。そのまま仕事に戻れよぉー・・。

なとの沿道からの声援は「楽しいったらありゃしない・・」。

最も「ゴレンジャー・・」コスプレには到底適わないし 人気度も段違い。

ほぼ「歩いての完走」でしたけど 満足・満足。

 

それにしても完走アトの「ご飯と豚汁」の旨かった事。

また、来年も出てみたい。

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そして・・・

当店の店頭には「米俵5キロ」の実物が置いてありますので

来店時に「大きさ・重さ」を ご確認下さい。

 

モツ煮・お祭り

「体育の日」の週は地区の「秋祭り」となります。

本当は「準備等に毎晩参加する」のが地域交流としての理想なんですが・・

とてもとても現状では無理です。以前は参加も出来てたのですが、

なんとか三年後くらいには復活したいです。

 

それでも神輿の巡回コースになってますので毎年 お隣さんと一緒に「接待所」を引き受けます。

飲食の提供をするのですが他所と同じでは特徴が無いので「日本酒とモツ煮」をメインにします。

当地では「馬食文化」が根付いてまして「馬腸の煮込み」オタグリ・・が、おつまみの定番化しています。

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前職が「馬肉専門店」ですので「その意地」も自分の中にあります。

ですから・・逆に一から処理するのは無理な事は「余計に承知しております」。

得意先様の処理済みオタグリに「味を足す・・」カタチでお出しします。

酒飲みには「味と塩気が少し強め」がウケますからね。

 

そして・・

今年も無事に終了しました。

ウチの接待所で「ビールを呑む方は ほとんどいません・・」。

若い衆(年寄り染みた言い方・・)もオタグリを最初は おっかなびっくり・・。

そして・・取り合いになりました。

 

これにて・・・

ウチの秋祭りも めでたし、めでたし・・。

つづく・・。

 

マブしい女性店主さん達

ビジュアルの眩しさでは絶対に負けない店主ですが・・。

 

ある程度 まとまった休みになると「小旅行がてら当店に寄って頂ける女性居酒屋店主さん」がお越し頂ける事が

多くなりました。

たぶん・・休養を兼ねての「地酒の仕入れと地方食材・料理を味わい 今後に活かす」。

一石三鳥以上の効果と楽しみかなと・・。店主さんが楽しんでない居酒屋には「お客としても行きたく無いからね」。

そういう お店は「日本酒を中心に組み立てる」事が多い様ですし実際 繁盛店が多い様です。

「都市部には届かない地方地酒専門店のラインナップと限定酒」を 見つけ・コアな話題を一緒に仕入れての方が ほとんどです。

正直「ちと、ウラヤマシイ生き方・・」です。

 

 

「小さな居酒屋さん」のスタイルですと 御夫婦で営んでいる。

大将が一人でまかなっている。

そして「女将さんが一人で切り盛りしている・・」。

過去のイメージですと「倍賞美津子さん」ばりの女将さん。

今なら相棒の「鈴木杏樹さん」のイメージでしょうか ??

どちらも和服が似合う・もの静かななんだけど芯が強いイメージかな。

たぶん「オトコの幻想の世界」を現実化しているのかと。

 

今では・・

ラフなスタイルの「オトコマエ気性の女将さん」が主流ですよね。

同性の気軽さから「同年代の女性の お客様も多い」ですし、

女将さんの気性に 「オトコの安らぎを求める」おじさま族常連も・・の声を聞きます。

今後、益々 こういったスタイルが増えると予想はするものの

最後は やはり「店主さんの気質に惚れる・・」の部分はオトコもオンナも無いのではと・・。

 

女性店主のラフな居酒屋の可能性・・

安全面の問題もあるので「料理面等を男性が担当する」などで解消できれば

まだまだ可能性が膨らむカテゴリーかと・・。

実際、当地区には無いので「私も行きたいし・・」ね。

 

運動会

息子が保育園最後の運動会でした。

天気は最高です。

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自営業的では無いかも知れませんか「子供の行事には極力参加します」。

店舗を休みにしてでもです。

得意先様、お客様からのアドバイスなんです。

「子供との時間は その時しか無いから、アトで出ときゃよかったはしない方がイイよ。

前もって言ってくれれば協力するから・・」と。

甘えているかもしれませんが「良いお客様に恵まれて・・」可能な事に感謝です。

 

運動会の中で一番の心配事は・・

年長さんになると「竹馬の競技がある」んです。息子も心配だった様で夏休み前から練習してましたが

「とてもノレそうも無いな・・」が親としての感想でした。

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ところが・・「ちゃんとノッテルじゃん・・」。
ちと泣きそうになりました・・。

「運動会で少しは成長してくれた」みたいです。
でも「気が小さい・・」のは DNAなので仕方ないです。
今日は「運動会のプレッシャーから解放」された息子が絶好調です。

 

 

美しいモノには真理がある・美しく無いものは正しく無い

久々の衝撃でしたね・・。

 

老成してるつもりは無いですが この歳になると「そうそう感激する・・」なんて事はありません。

特に「他人様の話しを聞いて・・」なんて皆無です。

感心する事は日々ありますが・・。

そんな中で・・・

 

当店でも お世話になっている「八重原米研究会」合同の「酒販店勉強会」に行ってきました。

もちろん「圃場見学」は欠かせません。

 

「毎年、同じ田んぼを見に行ってどうするんだ・・」と、もし思う方がおられましたら、

それだけでは無い事を お伝えしておきます。

田んぼとそれを司る管理者に会い、対話をする事に意義があるんです。

 

彼らは長野県内でも「大規模農家」に属します。

ほぼ「個々が法人化」してますし「設備化・機械化も一般JAさんよりも立派な投資」をされています。

それよりも「農業に対する姿勢・思考」が私に取っての刺激になるんです。

業種なんて「関係無いね・・」のビックスケールであり「ホンモノを扱うものの心得」そのものなんです。

 

毎年、テクニカルな部分の発表とは別に「彼らの意見表明」的な発表もあります。

今年、ドギモを抜かれたのが 田舎の空き地ま多く設置される様になった「太陽光パネル」についての感想です。

「そのもの・・」についての批判ではありません。

田舎の風景に「アレはそぐわない。美しい風景ではなくなる。そして美しく無いものに正しさがあるのか  ??」という問いかけです。

皆も そう感じている事を そのまま言葉にする。

中々、出来ないです。そして・・感動しました。

 

本心は「他人様の前では伝えるべきでは無い・・」と、思っていた私ですが「そういう事をすべき時期に来ている」のかも知れません。