俺の話を聞け

年末年始・営業のご案内

当店らしく結論から・・

・年内はこれより無休で営業

・元旦営業します

・次回の店舗営業は1月8日です。

 

元旦営業もvol.10に突入します。

隣りの駐車場も整備して3台分は停められます。

いままでは路駐をさせてゴメンナサイ・・。

 

では・・

お酒の話しを楽しみにお越し下さい・・。

込んで居て 消化不良でしたらゴメンナサイ・・。

 

「りんご狩り」と「地酒」

都市部の方々に取っては・・

信州ブランドの「自然と食と農産物」とは特別なものらしい と言う事を

都市部に行って初めて知る訳です。。

そんな「灯台下暗しな信州人」は多く、それはシアワセな事なのかもしれません。

 

 

この時期は・・

「りんご狩り」と称しての「木から直接取る」、「直売品を買い付ける」

そんなツァーと個人客さんとで田舎の果樹園は「夏の軽井沢状態」となりますな。

馴染みの果樹園さんを作れば・・

「傷物のハネダシ品をサービス(見てくれだけ悪くて食するには何の問題も無いので地元では これが当たり前の品)」してくれたり、引き取る日を指定して置けば「食べごろを取り置きしてくれたり」と・・。

 

そんな県外客さん・・

の食べる目当ては「美味しい蕎麦屋さん」。

そして・・

そんなお客様は地酒が大好きで当店の様な「地酒専門店の回遊」をされているようです。コチラも同業者を廻ってくるのは普通ですし、お客様も「ドコドコへ行って○○を買ってきたので・・・」と。

当然、それ以外の「オススメ品」を提案する訳ですし、返って「ハッキリ言って頂いた方が ストレートな提案が出来ますので スッゴイラクなんです。

気を遣って「口籠って・・中々、真意を図れない方」の方が コチラとしては

意味の無い時間ばかりが経過して「あー・・どこかで同じものを買ってきたんだな・・」と察して ストレート振ったトコから 「やっと会話が始まる・・」なんて

「前振り時間」が結構 長く感じますので・・。

 

この時期に当店で お酒の買う方の特徴・・・

・他人様のお土産よりも「自分の飲む酒の方に重きを置く」(当たり前ですが)

・他所で買えないオリジナル品を欲しがる(ワカラナイでも無いですが その真意は様々です)

・人気ブランドを買いたい(品切れ状態のものが多いです)

そして・・

「日本酒の会」に使いたい・・と、おっしゃる方が最近 急増しております。

それも「酒販店・飲食店が主催するのでは無い、愛好家の一本持ち寄りの会」という

カテゴリーです。

 

愛好家仲間の「個々の知識と知見とネットワークが試される・・」みたいで

「オトナの真剣な遊び」は 時に「予算を越えても仲間に自慢したい感」に溢れていて

ヤラシイ意味では無く 年代性別に無関係な「子供がオモチャを自慢する誇らしげな笑顔」に見えて 私何ぞはそれが「カワイク見える」訳です。

 

最近は更に一歩進んで・・・

「こんな料理の構成にしたいので そのコースに合う お酒の選定を○本」して欲しい

・・なんて言う「玄人も真っ青な・・」お客様も珍しくなくなりました。

 

調理師の資格はピンキリなれど・・・

その端っこでも資格を持っている「作るのと食べるのが大好きなオラ」の言葉を

信じて頂ける方々を裏切るなんて出来ません。

なにしろ・・

「心身ともにストレス無く毎晩眠る」が私の信条ですので・・。

 

ご希望でしたら・・・

コース設定のお酒の紹介文も「後日、メールさせて頂きます」ので 遠慮無くどうぞ。

 

コレをやってると・・・

飲食店さんには睨まれちゃうかな(^o^)

 

人が集まるトコに売りに行く・・・

いわゆる「キムタク」主演のグランメゾン東京・・。

視聴率も右肩上がりの人気沸騰・・だそうですが・・

初回を見たきりで どうしても21時前に寝てしまう肉体疲労児です。

料理系のドラマは好きですが・・

3回も飛ばすと たぶん繋がらないかと思いますので、CSの再放送まで

ガマンしようかと思っています。

 

今週の回にて・・

「店に人が来なければ他所に出掛けて集客に繋げる・・」

の内容だったかと思いますが、自分のやっている事が「集客数のあるイベントで

試し・勝負する・・」のは正当派の解り易い試金石かと思います。

 

7年程前から・・・

車で5分程の 地元では大手「味噌・漬け物・食品加工」の丸昌稲垣さんの直営販売店「稲垣来三郎匠」にて 春と秋の「味噌蔵開き・・」イベントに呼んで頂き2〜4日ほど5〜6時間くらい「日本酒の販売」をさせて頂いております。

 

店舗の軒先をお借りして・・・

五平餅・お団子・農産物・・を販売する店舗さんと一緒に商品説明をしながら

販売をする訳です。

酒販店であっても配達では無く他所で販売する場合は「 期限付きの酒販免許の申請」が必要となりますが コチラはフォーマットを組んでおいて「日付だけ変えて出す」

くらいなので さほどの手間もかかりません。

 

最初にお邪魔した時は・・・

どの店も「100円〜500円くらいのモノ」を売っているのに ・・

当店は地酒の店舗ですので「1,200円〜3,000円」くらいの商材を並べて・・

「いや、えらいトコに来ちゃったぞ・・」と、思ってはみたものの

「まぁー・・宣伝して年末客に繋がればいいかぁー・・」と、自分の事はさて置き

周りの店の「声掛けと呼び込み」で 売らずにいると・・

 

お客様の方が・・

「なんでアンタは自分の物を売らないの ??」とな。

ならば・・・

「じゃぁー・・説明だけ聞いてヨカッたら買って下さい・・。

でも、ウチのは旨いけど高いですからね・・」と、釘を刺してから

説明を初めて・・

質問にもすべて答えて提案のやり取りをして・・

まぁー・・「ウチの店舗と同じ応対」をしたんです。

 

それを周りで見て・聞いていたお客さんが・・

「そんなに自信があるならオレが呑みたいから・・と、一人が買うと・・

二人・三人と続けて買う・・。

 

そういえば・・・

サラリーマンの時の百貨店催事も同じ様な感じだったな ・・と、思い出して

そのパターンで「売り込まずに説明する・・」をしていると 思ったよりも売り上げが

あってビックリした次第・・。

 

この感覚と「店舗に足を運んで頂ける感謝を忘れない為にも・・」

極力 「このイベントには呼んで頂ける限り出店しよう」と思っております。

 

結構・・

新しい発見があって楽しいです。

今回は「一日の売り上げの最高記録を更新」したんですが・・

それも 「チョットしたキッカケ・・」でした。

 

その「チョットした・・」の積み重ねが出来た事で満足した、

今回の二日間・・。

 

まだまだ・・

カイゼンするトコが解って楽しいです・・。

信州を直撃した「19号台風の蔵元被害」の状況説明

当店店主は・・

今回の災害に際し 蔵元様に「連絡を取る事も、ボランティアに出向く事」も出来ずに

終わりました。手を出せるか解らない状況で「何も出来ないヤツが時間を奪っても

何の生産性も無い・・」という ある意味 非情な判断です。

 

正直・・

同業者である「取り引き酒販店」、顧客である「飲食店さん」、ファンの「お客様方」がボランティアに出向く様子を SNS等で投稿される様子を見て

後ろめたい、申し訳ない、自分の無力と罪悪感さえ感じでおります。

当地でも 一般の方、飲食店さんも長野方面にボラ参加をされてましたので・・・。

 

 

洪水による浸水被害に遭った・・

との一報が入っても 「取り引き酒販店」としては それを中々 公に そして声高には

話す事を躊躇する訳です。

理由は簡単な事で 再開した時のイメージがダメージとして残るのでは無いかと言う危惧です。食品製造の場である訳ですから・・。

 

よって・・

TV報道でも「蔵元被災現場を画像で流す・・」という事は 私の知っている限りでは

無かったですし それが良識だと思っている訳です。

そうで無い方がおられる事も また事実ですが・・。

 

災害の翌週に行われた 県内最大規模の日本酒のイベント・・

長野市での「長野の酒メッセ」では浸水被害に遭った・・

・飯山市 水尾蔵 田中屋酒造店 様

・佐久市 佐久の花蔵   佐久の花酒造 様

が、欠席という表示でブースに現れない事で・・業界の人間としては「当然、酒造再開に向けた作業が優先・・」との理解はしておりますし、蔵元さんのFAXで その場の現状は 伝えて頂けました。

 

ただ・・

一般の方には モチロンそこまでは当然知らないことで

・「誤解を受けている方もいる」。

・キチンと情報発信をした方が良い。

本日、忙しい中 その旨を文章にして「佐久の花酒造・高橋社長」が郵送をして下さいました。「SNS等は苦手だから 特約店から正しい情報を発信して欲しい」との事ですので このサイトを中心に蔵元様からの情報を包み隠さずに発信を致します。

ご確認下さい。

 

・佐久の花酒造

12日の20時くらいに蔵の裏手にある用水路が溢れて蔵内が20センチ程浸水したが、

反対側のシャッターを開けたら そこから排水が始まり機械・タンクまでアト2センチのところで浸水が免れた。段ボール等の最少の被害で終わり 浸水も土砂などは少なく、酒造開始前であった為に 酒造の開始を一週間遅らせて始められそう・・。

蔵内の浸水写真が送られて来て居りますが・・

確認をされたい方は 当店に来店された時に確認して頂きます。

(そこまで公開をする勇気は私にはありません)

・新酒の発売が一週間ほど遅れる。

 

・大信州酒造

北陸新幹線車両基地が水没した・・

象徴的な映像が全国を流れましたが 大信州・豊野蔵はその隣りの地区で玄関前迄の

浸水で止まる。(27年前には蔵の横を流れる川が氾濫して蔵内浸水を経験している)

ただし、地区全体が停電になり 蔵元は「機械設備を使えない事」から

・新酒の発売時期が一週間ほど遅れる予定。

・11月17日の新酒一号詰め「槽場詰め」も当日上槽は不確定。

 

・田中屋酒造店

飯山の中心市街地が完全水没した事で 酒造が大幅に遅れる予定・・との事です。

この蔵元さんの事はお見舞いに伺う予定ですので 今後 当店が直接確認した事のみ

このサイトで報告をさせて頂きます。

無責任な情報は流したくは無いので・・・。

 

以上が・・

現在、当店が確認をしております「公開して差し支えの無い、誤解をされない情報」です。

 

信州の酒は、信州の酒屋は・・

こんな事では負けません・・・。

 

 

当店は何も被害は無く通常営業です。台風被害に遭われた皆様へ、お見舞い申し上げます。

事前にこれほど気象庁が警戒を呼びかけたケースは初めてかと思いますし、

残念ながら予測以上の自然災害で お見舞いを申し上げます。

 

屋外陳列物は出せなくての営業にはなってはおりましたが・・・。

 

当地域も飲食店さんは「ランチ、夜営業の自粛」、ないしは「台風キャンセル」で

休業されるトコが多く 街は「車も人通りも無いシャッター街」へとなっておりました。

 

信州でも南部の当地域は以前より台風防御地区で「台風の目」が上空を通過しても

さほどの被害も無い特殊な地域。

今回も「梅雨時のやや強めのクラス」程度で結果として終わりました。

 

保育園の役員さんをやっていた時の仲間と「飲み会の設定」をしておりましたが、

だれも「キャンセルも延期」も言い出す者が居なかった最大の要因は・・

「今回もウチの地域は山が守ってくれる・・」という 経験値からの安堵感かと思います。(それがすべてイイという 話しではございません)

 

ほぼ・・休業の中心市街地・・

を予約時間に歩くと「ぽつん・ぽつん・・」と営業している店は「ほぼ満席」という

同じ思考の方々で一杯でした。

ただ・・

こういう状況であり報道が続くと・・

「オレらだけが酒を楽しんでいてイイのか ?? 」という疑問符が付き それが

消費を下げる傾向に繋がるのが以前の 大災害からの教訓でもあります。

この様な時のプロモーションはホントに難しい・・。

 

ただ、私としては・・・

だからこそ「いつも通り・普段通り」を心掛けたいと思っております。

それが「私の今 出来る事だから・・・」です。