猪口の会

オンライン・猪口の会

このコロナの影響で・・

通常のライブ版が計画も実行も出来ないので 現在 不定期にリモート発信をしております。

いずれは撮り溜めておいて YouTube にて投稿をしようと思っておりますが、

なにしろ撮影・編集技術も知識も皆無ですので・・

#2 オンライン猪口の会 6/27/2020

信州旨酒 加藤商店さんの投稿 2020年6月27日土曜日

 

現在・・

#0 から #2 と三回発信しております。

なるべく・・30分以内の発信を心掛けますが・・

 

本来の「酒食の相性と説明」をする予定でしたが、

食べながら・呑みながら・語りながら・・

は、下戸酒屋のキャパもあり 無理なので 当面は説明・語りに徹したいと思います。

 

いずれは・・

調理をしながらのライブ発信・・

居酒屋さんからのライブ発信・・

お客様三名くらいでの Zoomでは無い ライブ発信・・

などを予定しております。

 

お酒の事もですが・・

このコロナで 業界の事、飲食店の事、私の考え、これからの試行など 順次

お話をさせて頂く予定です。

対面で語りかける場・・

それを コチラでカバーする。そういう試みであって

本筋は ライブで語る事を今後も基調とする事に変わりはございません。

 

 

酒もみ蕎麦・・って知ってますか ??

たまぁーにはウチの「日本酒の会」の事もね・・。

ほぼ毎月ですが・・河岸を替えて行っています。

その店の料理に 当店の酒を順番に合わせて提供する。

正直に言うと「私の好みで合わせて・お酒の内容、蔵の特性・造りの現状・業界の現状」等も一緒に

話しをさせて頂く「完全版・日本酒ライブ」です。

 

ただし・・

私としては「お酒は楽しむもの・・」ですので質問には知っている限り お答えしますが

「過度のウンチク・政治・他人の悪口」は厳禁です。

ただし・・「シモネタ・・」はオールOK。

なぜか・・

女性客様は「コレを目当て・・」で お越しになる方も多く 控えめな時は「えー・・それだけなの、今日は・・・」みたいな ガッカリ感をモロ出しの方もいらして

なかなか「むずむずかしい・・」んです。これが(^o-::)

 

本題に閑話休題・・・

毎年二月は市内の人気店「蕎麦処 かざこし」さんにて「寒蕎麦の会」と銘打っての限定16名様

で行っております。決して「安い会費」では無いのですが すぐに予約で一杯になります。

今回は告知後・・三日目でした。

 

お蕎麦は秋の収穫後の「新蕎麦・・」が「蕎麦の旬」みたいに一般的には報じられてますが、

私も「かざこし店主」も「香りは新蕎麦は確かに立つけど穀物的な含み感と旨味は「寒明けの立春から10日間くらい・・」が同じ意見で ここ3年くらいは この時期に行っています。

寒い時期には「穀物系も旨味・甘味が膨らむ」のは共通項かと・・。

 

今回も事前と意見交換をして互いにリクエストをやり取りする中で・・

私は「蕎麦を温かい・冷たい」二種出して欲しい・・と要望。

かざこし店主は・・「ならば(酒もみ蕎麦)」は たぶん食べた事が無いだろうから・・」と

それを出す事に決定。

 

一回・・

TVで東京の老舗蕎麦店の店主が「客には出さないけど自分で食べる蕎麦」として「日本酒を使って蕎麦を打つ」をやってて「一回は食べたいなぁー・・」と思ってたんです。

 

この日の酒種は7本。

蕎麦前料理を順番に味わい「日本酒も合わせて」行きます・・。

この日は「お昼くらいに予定酒を すべて開栓」して味見をして自分のアタマの中に叩き込んで置きました。試飲の時に順番を決めるんじゃ無くて 「料理の顔」を見た瞬間に「思い浮かんだのを出す」。

変に考えて順番構成なんかするよりも こちらの方が合ってしまうんで・・。

CIMG8543

 

 

 

CIMG8547

全部の料理を撮る・・事をたいていは忘れます。

なにしろ普段は「料理屋でパチり」はマナー違反だと思っているヤカラですので。

この会だけは「仕事=告知=料理屋さんの宣伝も兼ねて」という事で お許しを頂きます。

 

最後は・・・

お目当ての「酒もみ蕎麦」・・。

CIMG8548

 

太打ち・・の 喉越しよりも「食感と旨味」を楽しむ蕎麦は ウマかったナァー・・。

皆さん・・「塩パラパラか つゆをポタリ・・」くらいで あっ・・と言う間に終わってました。

 

美味しい料理は 明日への活力。

知らない顔とも隣りに座れば今日からは仲間・・・が、日本酒文化の良きところだと

私は思ってますので・・・。

 

はい、私のお遊びに お付き合いを頂けましたら幸いでございます。

「アチラのトーク」にも 磨きを掛けておきますので・・・。

 

 

 

素面の時にワイングラスを洗う

只今、奇数月の隔月毎に「猪口の会形式」でのワイン会 通称「和飲の会」(そのまんまやん)
を実施しております。
店内には「さほどの陳列」をしてはおりませんが「モノによっては・・」な在庫もございます。
特定の方々向きですが・・。

ワインは元々 好きなんです。これも醸造酒ですし。
「独特な酸味感」は日本酒には無い世界ですし。
日本での醸造酒理論の体系的なモノは「ワインをヒナガタ」にしてますので 一通りの勉強はしてきました。
だからと言って「ワイン・アドバイザー」の資格は持っておりません。
外向きには評価される資格も業界内では「唎酒師以上に全く評価されないからです」。

資格以上に「その酒の素情」を自分の言葉でキチンと説明がデキ、
      料理などの「食べ物との相性」を伝え、
      個人毎の好みに伝えられて・・・

結果として・・・で、「何れくらい売ってて、どんな得意先と太いパイプを持っているか・・・」。
の方が 業界の評価、しいては「いわゆる 素情確かな品が回ってくる」対象となります。
元をたどれば・・・「資格に準じた知識と能力だけは不可欠」ですから 資格を取った方が早いのかも知れませんけど・・。

昨日は・・・
イタリアンレストランで「イタリアン料理」を味わうワイン会ながら あえて「イタリアのワインは出さない」
超挑戦的な ワイン会でした。
初めから、そのつもりで・・。
ですので・・・
NZ・USA・フランス・・・という取り合わせです。

1538937_695650157141380_805498352_n.jpg
には、ワシントン州の樽香有りシャルドネが「海老のバジリコソース」にピッタリです。強さのバランスもね。

1782065_695650073808055_376428472_n.jpg
海の幸のパスタは NZのピノが 「余韻の競演」的でオモシロかったなぁー・・。

デザートワインの「ソーテルヌ」まで「開栓時間の多少のミス」はあったものの 私自身が楽しめて、
参加者の年代もほほ一緒だった事から和やかに進みました。
1173614_695650200474709_1161673383_n.jpg
これだけ飲むと・・・

1656150_695650230474706_1951561946_n.jpg

いつも良くして頂いて すみません。
サレエペペ


如月の「猪口の会」

毎月 行っている当店の日本酒の会「猪口の会」。
参加者は(ちょこのかい)と呼んで頂けますが、この日本酒器(ちょこ)は まだまだ知名度は低い様で、
(いのくちの会)あるいは(いぐちのかい)と呼称して頂ける方の比率が高いです

当店の「猪口の会」の中でも異彩 ?? を放っているいるのが・・
下条寿司 吉村での会です。
今までは・・・
お盆後の「自分休め・自分ご褒美的に・・」ご参加される方が多く、それが「一回だけではキャパが足りなくなって・・」二年目以降は「カウンター貸し切り」での「週二回」となっております。

他の「猪口の会」よりも格段に高い「会費設定」になっているにも関わらす「前回参加者者からの案内だけで すぐに満席」となりますので 中々「新規の案内が出来ない・・」のも特徴 ?です。
それだけ「寿司 吉村」の満足度が高い・・・という証拠です。
私も主催者でありながら「吉村ファン」であり、毎回 楽しみにしてますから・・。

前回の「夏の会」の中で「冬も吉村を楽しみたいナァー・・」と、お客様からの要望があったんです。
良い提案は すぐに受け入れる・・・
のが 私の特徴ですので、一番厳しい時期の二月に「冬の陣」と銘打って案内を掛けると・・・
これまた「二回とも すぐにsold out」となりました。

もっとも・・・
観測史上最高積雪を記録した事から 別の意味で「厳しい会」に なったのは間違い無いです。

1621759_553550574742650_1362947508_n.jpg

ほぼ・・
「吉村の会」の常連さんばかりで「中三日で二回」。
今回も「また違う吉村」を魅せてくれるのは間違い無いので「こちらも必死です」。

ラインナップと「燗酒の入れどころ・・」を押さえて・・・
アトは臨機応変に。
CIMG0787.JPG

私も「客として満足」でしたし、やっばり「吉村さんは勉強になります」。

はやくも・・・
「夏も予約を入れて置きますよ・・」の方ばかりです。

息子に「おとうさんは 吉村さんに仕事に行けていいナァー・・」と言ってもらえるのが
私にとっては一番の ご褒美です。
子供にとっても「良い店」の基準は 持っているようです。

Wメーカーズ

イベント・・

と、言うのは「目的の意義・意味を明確にして・・」と 兎角言われますけど

まぁー説明すれば 出来なくも無いですが「ひとつだけの意味でも無ければ・複合的にいくつでも

理由付けは出来る」訳です。

 

最近、蔵元さんと話しをしていると「日本酒イベントで集客するのがホントに難しくなった」です。

大都市でさえそうなのだとか。

「行政・飲食店・同業者・お客様・・を巻き込んで一緒に作って行く」の核が「人集め・町おこし・プロモーション・」なんて いかようにでも理由を付けれる中で「収益のあるイベントを作らないと次が無い」事だけは間違いの無い現実です。

まぁー・・それをクリアする方法もありますが・・。

 

私が他の「日本酒イベント」に行って 結局 お客様の動向を見ていると「いろんな酒を呑みくらべれる・蔵元と知り合いになれる(なったつもりでいる)・低料金で沢山呑める」が素情を明かさずに聞けた基本的な要因です。

そうなるとは思っていたけど・・。

で、印象に残ったのは・・の質問には10蔵を超えると「まず 憶えていない」のが現実です。

つまり・・そういう事です。

 

ですから・・

最近は その手のイベントには「出たがらない蔵元さん」が多いです。

「日本酒の底辺拡大の為に お願いしますよ・・」なんてやれば もしかしたら出てくれる かもしれませんがね。

 

当店と私のキャパで「試飲酒の数・蔵元の数・お客様の数・料理構成・蔵元の説明時間・予算配分」のバランスを採った上で「場を乱さずに記憶に留めて 参加される全ての方に満足感を持って帰って頂けるイベント」を 「この七年間の日本酒の会」から積み上げた「数値と勘どころ」から組み立てて

一旦は イベント告知をしましたが「やはり恐れていたバランスに無理が生じて・・」、

今回は早めに縮小の決断をして 早々の締め切りとしました。

 

でないと「無理な会をして 今までのお客様にもソッポを向かれかねないので・・」。

結果しては「満足の行く内容でした」。

次にも繋がったし、イベントの最中に「次の構想と自分がやってる姿が見えた」もんね。

こんな事は初めてだけど・・。

以下は・・その報告です。

 

【お客様は真剣に「蔵人さんと話しがしたいんだ」】

少しの時間も惜しむ様に「蔵人さんに寄り添い 真剣に質問をする お客様」を間近に見て「オラの望んだ空間がココにある」を感謝しました。

先日の「蔵元を囲む会」では 多くの賛同者にお集りを頂きありがとうございました。
「酒・料理・対話」からなる「ライブトークの150分」は おたのしみ頂けましたでしょうか ??

「蔵人さんのナマの活きた説明を直接に聴く・・」。
いつも通りにライブ感を大切にしたいので「事前に何の打ち合わせもしません・・」。
いや、私が「打ち合わせ通りに出来ないからです・」が。
そして・・真剣に対話する事で「蔵元さんの真意を解って頂きたい」だけです。

口から出た言葉は「打ち消す事など出来ません」。だからこそ「いつもの感情と考えと行動」を隠す事なく さらけ出してしまう恐れさえあります。が 自分としては「何も後ろめたい事などありません」から 不安など皆無です。
良し悪しも含めて「出たトコ勝負」です。

今回、初めて「二蔵さんを同時に お招き致しました」。
木祖の十六代 九郎右衛門・湯川酒造店の「湯川 慎一 杜氏」と、
八百津の玉柏・山田商店の「田口 照明 蔵人」です。

木曽川の上流と中流にある繋がりで 当店が お世話になって居ります「銘醸蔵元」さんの醸造担当者を お招きする事が出来ました。

複数の蔵元を招いての「同時の酒質説明」には「恐さも満点です」。場合によっては「今後が無くなってしまう可能性さえあります」。
しかし、「イチゴ大福的な組み合わせの可能性」を信じての挑戦は お客様の反応で「意味の無い危惧」でしか無い事を知ります。

お客様・蔵元さん・会場・お手伝いを頂いた方々・・。
ありがとうございました。

また、この様な機会を設けたいと思っております。
次のスタイルイメージは今回の事で固まりました。

当初は「飯田畔 猪口フェスタ」と銘打って「七蔵元様に賛同頂き参加の」深度のある広角広報を目指しましたが「料理・酒・対話」のバランス感に自分でも気が付かない「支点のブレ」が途中で解りましたので 早めに修正をさせて頂き、
早期に ご興味を持って頂いた お客様のみの案内とさせて頂きました。
申し訳ございません・・。

飲酒分類に置ける「限定流通地酒分野のシェアは わずか7%」です。もし、この分野に「光を見いだす事が出来るとしたなら この手法しか無い」と 私は信じております。
今後も自己満足だけでは無い「悔い無き正当手法」にて
押し薦めて参ります。
もし、ご賛同を頂けましたなら・・今後共 宜しくお願い致します。

画像に含まれている可能性があるもの:17人、、スマイル、室内
画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる
画像に含まれている可能性があるもの:2人、飲み物、室内
画像に含まれている可能性があるもの:1人、立ってる、室内
自動代替テキストはありません。
1 / 41234