2017年1月

夢の THE コラボレーション

なんとなくバタハダしたような、しなかった様な ??

終わってしまえば「今はむかし・・」の感想です。

今回、初めて「猪口の会」では一緒に飲食をしない進行でした。

 

理由は・・・

四店のコラボ企画で「私だけが飲食」をする訳にはいかないから・・。

いつもの お客様にも理由を説明して「納得して頂きました」。

 

どちらの地域でも同じかと思いますが、「飲食店さん同士のグループ」があります。

結局は・・人間として合うか ? 合わないか ?? だけの単純な事です。

昨年の10月の定期食事会で・・・

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「今度は一緒に やろうよ」の提案が 誰とも無くでました。

概要としては・・・

「焼き肉・ウナギ・寿司」が当地に置ける外せない料理として

認識され「それぞれの専門店の料理を一度に楽しめる機会」を
作れたら・・と言う「夢のTHE・コラボレーション」。

期日は「1月25日・水曜日」会場は 米っ子寿司 龍巳
鰻料理・・ 鰻屋うなはる
魚・寿司・・ 米っ子寿司 龍巳
肉・焼き肉・・ 長屋門 桒はら (ながやもん くわはら)
日本酒・・ 信州旨酒 加藤商店

と、いうもの・・。

私だけが料理を担当しないので必然的に「幹事店と進行」を行う事に・・。

 

イイ意味での「私たちの本気の遊び」ですので 会費の割には「かなりのお得感満載」です。

「あまり お客様が多過ぎると困ったぞ」も、丁度イイ感じに。

質はモチロン、量感も満載で 翌日の食事を制限された方も多かった様です。

まぁー・・希有な例ですが・・。

 

各店が「一点ずつ担当した、三点盛り」

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「長屋門桒はら 」の桒原さんの肉説明は必然的にリキが入ります。

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その「A5リブロースを使った」海老芋のスープ

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米っ子寿司の米山さんは「産地ごとのマグロを説明」。

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その握り・・

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「うなはる 」さんは奥様の久保田さんの説明で・・・

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超ひつまぶし・・

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参加者・スタッフ一同の終了後は・・・

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お客様が帰られたアトにスタッフで慰労会を やったんですが、
誰とも無く・・「今日だけは お客さんになりたかったなぁー・・」と言う感想に 皆が頷く。
一緒に仕事をやり遂げた仲間との食事が「こんなに美味しく・楽しく・ウレシイもの」だなんて感激しました。

自信を持って 私らの美味いを送り出す。
更に その「素材・料理法・物語り」も一緒に説明して
想いも 余す事無く伝える。
「造り手とお客様同士」の顔が見える信頼関係の元に
成り立つ「夢のコラボ・・」。今回は静かに終了しました。

やり切る意味・心意気・料理で繋がる。
また、こんな機会を持ちたいと 私らは感じました。
ありがとうございました。

 

 

気になるワード

年末・年始は多くの お客様、そして初めて お越しの お客様、

「師走の七夕」的に「一年に一度だけの お客様」も いらっしゃいます。

 

大事な この時期に「このポジションに置いて頂ける」お客様とも顔なじみが多くなりましたので、

好みに合わせて「そういう酒もキープ」してございます。来て頂ける前提です。

私に取っては「ひとつの賭け」なんです。

要するに・・・

昨年の提案を気に入って頂けたのか ?   否なのか  ??

気の長い賭けですが 私は楽しいんです。

そして、その賭けに勝った時の快感ったら ありません。

まっ、そんな楽しみが無いと年末も乗り切る事なんて・・気力も大事な要素ですからね。

 

また、この時期は「普段は日本酒を嗜まれない方、自分は飲まないけど質の良い酒を贈りたい方」

も 増えます。その成果が出るのも「一年後の楽しみ」です。

 

年末に お聞きするワードとして多いのが・・・

・贈り物に喜んでむらえる酒

・珍しい酒

・美味しい酒

が 三大ワードです。

予算・容量・嗜好・食べ合わせ・使用用途・・などが主にお尋ねする項目ですが、

未だに良く解らないのが・・

珍しい酒、なんです。

 

当店は結果的に限定流通の酒ばかりになっていますので

「見た事も無い酒」意味合いでは「珍しい・・」に属するかもしれません。

ただ、「その事を意図」している訳では無いので 正直 戸惑います。

私自身が「珍しいか ?? よりも 旨味とバランスと食中酒」という志向ですので

その方の「珍しい・・」が解らないんです。

 

当然、当店に並んでいる酒は「地元の料飲店さんで提供をして頂いている」ので、

どのくらいの頻度で「一般の方の目に触れているのか ??」の差なのかとも 思っていますが、

私としては この「珍しいの部分は解消すべき課題」なのだと思っています。

で、無いと 市場形成に構築しにくいと・・。

 

よって・・

今期は新たに・・・・ね。

おたのしみに・・。

 

新年ご挨拶

元旦営業も数えてみたら・・・

7年目です。

二年目からはSNSの告知が効いたのが 格段に客数が増えました。

いかに「常に見て頂けるか ??」という「当たり前の難しさ」を痛感した次第です。

 

元旦営業を始めたキッカケは・・・

県外からの お客様が「今、外に居るから開けてむらえませんか ??」からでした。

それが「何組か続いて・・」。 元旦とはいえ「ゆっくり正月を楽しむ」なんて

出来ない業種ですから・・。

それに「SNSで 元旦営業する業種も多い」のを見て触発されたんです。

「あっ、あの人もガンバッテんだから俺もやらなくちゃ・・」みたいにね。

 

もう「お約束・・」なってますので いつも通りの元旦の風景です。

中には「ホントに元旦から やってるか確認にきました・・」の猛者も いらっしゃいます。

なにはどうあれ「店内で お客様が お酒を眺め、私の説明に対象客以外の お客様も耳を傾けて

頂き、予定外のお酒にも興味を持って頂く」のは「店舗販売の醍醐味」だと

言葉を選ばすに書くと「快感そのもの」です。

 

ただ・・・

ウチの業界志向が 「それだけでは成り立たない現実」である事を鑑みた時に

「いくつかの選択肢の中から それを選び創り出す決断」を今期中には行わないと完全に間に合わなくなる現実が そこにあります。

まっ・・この事については「追々、説明をしなくてはならない事」になりますが。

本年も宜しくお願い致します・・

の意味合いで新年のご挨拶をさせて頂きます。

 

あけましておめでとうございます。

本年も「感じ画いた自分の正しき道筋」を

お客様には「解らない程のゆったりとしたスピードで螺旋状に進めて行きます」。
五十肩にコレ以上はチカラが入らない程度に ほど良くね
そして、一緒に楽しんで頂き、そしてご支持を頂ける姿勢
人間で在り続ける様により精進して参ります。
今後とも宜しくお願い致します。

信州旨酒 加藤商店  マブシイ店主 加藤 久幸

 

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