2015年12月

元旦営業・・致します。

“名称未設定 21”のプレビュー

 

 

心置きなく、大晦日も飲み干して下さい。

元旦営業も5回目です。

最初は「県外から来てます。店の前に居るので開けてもらえませんか・・」から

始まりました。

そういう需要があるなら、また「元旦とは言っても準備等で完全休日にはならない」ので

「えーーい やっちゃえー・・」でした。

 

忘れもしません。

最初の年は 3人。

次の年が 5人。

そして・・定着しました。

私は「弩日本人思考・・」ですので基本的には「せめて正月三ヶ日は休んでメリハリを付け、神様に感謝する」

べきだと・・。

ただ、「みなさん、お金を使いたい時には開けておきたい・・」に現状にはやっています。

 

今期の年末商戦は かなり早い段階から始まった感があります。

嫁さんと「なんか今年はおかしいなぁー・・」を11月の上旬に話した憶えが・・。

それと同時に「足り無い個所もハッキリと解る」現実です。

もっと自分も、お客さんも「楽しい探求心」を・・。

その為の課題は「見えてます・・」。

 

今年の傾向

新酒ラッシュ・・

も、お伝え出来ず仕舞いで申し訳ない・・です。

店舗に ご来店のお客様には「これでもか・・」と言うくらいに質問と傾向には お答えしております。

 

お酒とは製造する「醸造酒」ですので比較対象される嗜好品なんです。

「昨年と比較して・・」みたいにね。

評価として「良い酒のできた時」の再現性を図れるかが「蔵元さんの永遠課題」だと

思われますが、これが・・そう簡単にはいかない「微生物の神様の領域」。

 

発注を掛けたと時の対話、私の全般的な感想ですと・・・

今年の酒は「柔らかなスグ飲みタイプ」が圧倒的です。

当店に回って来た酒で「新酒らしい固い酒」は皆無です。

理由のひとつは「酒米」にありそうです。

 

昨年の米があまりにも良かったので それよりは評価が低いものの、「全般的に溶けやすい」と。

結果として「柔らかな新酒」になっているのだ・・という説明です。

それと・・新酒一号の評価が「その年の蔵元の評価になりかねない・・」事もありますから

余計に「柔らかい酒・固い酒は出さない・・」が徹底しているのかと。

その裏返しとして・・・

すべてでは無いにしても「熟成向きでは無い」ですから、

早めの完売体制、飲み切りは「二ヶ月以内・・」を徹底してと思っています。

 

新酒だけでも40種以上。

しかも「火入れ熟成酒」を含めると・・軽く「100種以上」ある中で いろいろな酒を楽しみたい方が

3本くらい購入されるのが普通です。

 

できれば「大勢の方といっぺんに開栓して飲み比べ」をして頂くのが

一番楽しい飲み方・・だと断言します。

 

「私たちで日本酒会をするので お酒の紹介文を書いて下さい」と言われる方も多くなりました。

私のコメントでよければ「ナンボでも書きまっせ・・」。

 

お酒は楽しい会話の着火剤・・になってくれるのが基本だ、と思っている酒屋です。

 

 

 

折り込みチラシ

年末パンフ1

 

年末パンフ2

 

 

 

年末になると「新聞にチラシ」を入れます。

勝負どころである師走を加速させる為です。

 

ところが・・

この「入れるタイミング」というのが非常に難しい。

無尽蔵に経費が使える訳で無いので「一番効果のある日」を狙うと必然的に「チラシ過多な日」とかち合うので

かえって「効果が薄くなる・・」を何回か経験しています。

配布地域を「毎年変え・新聞の種類も変え・・」を未だに試しながらです。

 

競争率の高い「火・金・土曜日」は避けて「師走の第一木曜日・村部を中心に・S紙を中心に」配布しました。

11月に続き、二回目の勝負です。

奇跡的に「その日にチラシを入れたのはウチだけでした」。

それが「吉なのか凶なのか ?? 」その日は解りません。

更に師走に入ってから「電話回線が不調」になり「通話不可の時間帯もあり」(現在は完全復旧しました)で、

「チラシに対する反応」があったのか ?? なかったのか ?? 懐疑的な中で一週間後の週末から不思議な事が始まりました。

 

チラシに対する「電話での問い合わせ」・「FAXでの注文」、そして「チラシを持参して頂いての来店客」が急増しました。捨てられない為の「良質紙を使ったチラシ」にはしたものの「昨年までとは問い合わせの質」が違います。

そして「広告効果は賞味三日間」を完全に打破して現在も続いています。

年末商戦が終わって「数値の分析」を経てからで無いと解りませんが・・

・過去からの継続の結果なのか ??

・配布地域が良かったのか ??

・「チラシを打った日」が良かったのか ??

不明ながらも「チラシで当店の認知して頂いた方が多い」のは間違いありません。

 

紙媒体は「お金が掛かります」。

特に短期的な「折り込みチラシ」ですと「完全空振り」もあります。

私も経験しています。これ「スッゴク落ち込みます」。

 

ネット全盛の広告は利点も多い反面、当店の様な「業種・業態・専門店」ですと「ネットを使わない方」が

多いですし「価格的要素」から「年輩者層の方に認知して頂く」事は重要な要素です。

単に「広告に金を掛ける」だけで無く、その価値を伝える「シタジ造り」を「ここ10年間掛けてきた」と言っても過言ではありません。

なにしろ「酒屋一代目」なのですから・・。

 

結果と分析は別として・・・

多くのお客様に来店を頂き、「お酒の対話」ができ・お酒が嫁に行くのは「なんとも気持ちのイイ子とです。」

「地元に こんな店があったなんて・・ありがとうございます」と、お代を払ったアトに「何回もお礼を言って帰られた お客様」。思わず手を合わせて拝んでしまいました。

俺の仕事は「世の中の役に本当に立っているのか ??」と落ち込んだ時もありましたが、

やっぱり「好きな事を仕事にしていられる」のはシアワセなのだと感謝です。

その分、「睡眠不足と疲労」という負担があるのは当然ですけどね。