2015年3月

県外客・遠方より お越しのお客様へ お願い致します。

信州も春めいて当店のある長野県最南端の「南信州地域」は いつもより早い「サクラの開花」が予測されます。
それと同時に生酒を持ち帰る範囲が限られて参ります

 

是非とも お越し頂く時には保冷箱・クーラーBOXを ご持参の下さい。

保冷剤は当店でタップリ用意してございます。

お客様の帰るまでのお時間よりも多めの保冷剤を付けさせて頂きますが保冷箱等の有無で、

お酒の環境が変わってしまいます。

車内温度を含めて温度が 20℃を越すとアウトだと思って頂いた方が間違いございません。

 

また、近隣の方でも ぼつぼつ保冷箱・クーラーBOXを ご用意の上 来店して頂きたいと思っております。

美味しい酒を飲む為の真剣な お願いです。

 

生酒についての説明となぜ保冷箱・クーラーBOXが必要なのかは機会を改めて お伝え致します。

 

 

 

 

 

ネギダレ

私の地元「飯田」にて燦然と輝く食文化BIG3があります。

オタグリ・焼き肉・ネキダレおでん・・・です。

この事に異を唱える地元民は皆無かと・・。

 

そして発祥であり本家本元の老舗も これまたハッキリとしている珍しい状況です。

他地区様には よくある「本家vs総本家」なんていう争いは全くありません。

いや、「良いところはマネて 皆で許容する」という大変寛容な本家様方であると同時に

他の追随を許さない絶対的なブランドです。

 

シルシても何の問題も無いかと思いますのでココに示しますと・・・

おたぐり・・・三ツ輪

 

焼き肉・・・徳山

 

ネギダレおでん・・・丸現

 

場所を知りたい遠方の方は検索で簡単に出ますので・・。

 

で、本日の本題 ネギダレ

 

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丸現さんの先々代さんが考案されたとか・・。

今では「飯田の味」となっており各家庭で少しずつ作り方が違いますが、

基本的には・・

醤油・みりん・出汁醤油・・をブレンドして「小口切りにした長ネギ」をを入れて 一晩ほど冷蔵庫で

馴染ませる・・。これだけ・・。

 

これを、カラシを使わずに「おでん」と一緒に楽しむのが飯田流。

こんな簡単な「付け合わせ調味料」で おでんが劇的に変化するのだから。

「県民ショウ・・」なる番組では よく取り上げられてます。

 

我が家では「冷や奴」に登場します。

 

ただ、家庭では「おでんの日」の朝にでも 造り置きをしておけばイイのでしょうが 忘れちゃうんです。

先日も ご飯を食べ始めて慌てて・・私が作りました。とさ・・。

 

 

 

2015のワインを下さい

この表題を見ただけで「大概のオチ」は解ると思うのでイジワルく最後に持っていきます。

 

 

他店様の事は知りませんが・・・
当店での日本酒冷蔵庫の最前列に並んでいるのが一番日付が新しい酒です。
理由は簡単です。入れ替えるのが面倒だから・・。ジャスト・ジョークです。
冷蔵庫熟成の旨さを知り尽くしている方が多く、玄人のお客様は奥の方から上手に掘り起こして行かれます。そして、日付が進んだ酒を好む方が非常に多いんです。
ホントに過度な熟成が進んだと判断されるモノについては「更に違う場所へ移行」致しますが、それも知ってる方が多いので配達から帰って来て「絶叫・・」する事も・・あります。

一番「美味しいトコを買われる 上手な お客様」です。

 

対して・・

日付の新しいのを好まれる方には一番前から持って行って頂ければ何の問題も無いです。

これは「お客様の好み」ですので当店では一切の押しつけは致しません。

そして「気の済むまで日付の確認」を致して下さい。

でもね・・

いくら確認をして頂いても構わないのですが 稀に すべてのラベルを引っくり返して帰られる方

いらっしゃいます。お願いですから「元通りに戻して」お帰り下さい。

 

 

現在は瓶詰め日を製造年月日に表記しいる蔵元さんも多くなりました。
依然出荷日を製造年月日表記している蔵が大勢を占めています。

でもホントの製造日は「10月〜3月」までが普通です。真夏に製造するなんて 有り得ないですからね。

 

で・・2015のワインですが・・・

今年は まだ葡萄が収穫できていません。ワインは収穫年の表記をするのが決まり事ですので。

よって最新ヴィンテージが「2014年」となります。

の説明をさせて頂く事となります。

 

これ、「そんな当たり前の事かよ・・」と思われるかも知れませんが結局 そういう事の積み重ねなんです。

 

特にヨーロッパのワインはラベルに細かな説明が「ほとんどありません」。

生産地表示で「お約束を憶えておいて 説明する」事となります。

 

私の好きなイタリアワインは この「お約束」が よく変るので アタマの切り替えと記憶が追いつかずに困りますけど・・。

 

 

 

美しいは美味しい・・。

最近、お気に入りの魚屋さん。

いや、一般人が入店デキル「魚屋さん」が田舎では ほぼ壊滅したのは どの地域も同じだと思います。ウチの業界と一緒でね。

だから、余計に応援したいんです。奥様も気さくで美人だし・・。

 

「美しい食材は旨い」というのが常識です。

アトは確認だけですが。

まずめに入ったのが「宍道湖産の黒シジミ」。

当然、頂きます。ムスコもムスメも大好きですから・・。

そして「ボタン海老」。お刺身にして「頭は焼きでね」。

本日の予算では二尾ですが・・。

 

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配達から帰ると 食事は始まってましたが「汁もの」は作って無いです。
嫁さんも私が作る事が解ってますから・・。

 

そしにしても宍道湖のシジミは「大粒で青みかがった白い出汁がよくでます」。

親ツバメ・・よろしく、身を摘んでは「子供達の口へと消えてゆきます・・」。

あと何年、こうやって食べてくれるんだろう。

子供のオイシい顔は「言葉を当てはめる」事が不要です。

ワタシに取っては「それだけで充分」なので・・。

「ひなまつりの日」に・・。

弥生の声を聞くと・・・

冬ごもり、いや「酒こもり」していた蔵人・杜氏さん方から電話を頂く事が増えます。

つまり、「峠を超えたシルシ」だと思ってます。

ただし、蔵仕事が終わらないと顔を合わせるなんて無いのが普通なんですが・・・

 

いきなり 岡谷・高天酒造の高橋美絵 杜氏代理から電話があって「これから お酒を持ってきたいですが いらっしゃいますか ??」と。

固い紹介ですか面と向っては「美絵ちゃん・・」と呼ばさせて頂いております。

単純に私の方が年長者だからです。

 

ウチの嫁さんも子供達も「美絵ちゃん」が大好きです。

彼女が毎年「試験的に仕込む・高天 美絵スペシャル 純米吟醸」は今や当店の大事な看板であり「新酒を待ってくれている お客様」が年々増えるばかりです。

 

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彼女は若手ながらハイレベルの「旨味の酒」を醸す技能者です。

昨期からは杜氏代理。そして近いうちに「杜氏になる」蔵元の娘さんです。

 

高天さんには「信州の名工・伊藤杜氏」が いらっしゃいますが その下で10年間も過ごして来て 本人も満足な蔵生活の様で・・・。

蔵仕事が続く中でも「蔵を空ける事がデキル環境」を作って息抜きながら来てもらうと「二時間くらいはすぐに・・」経ってしまいます。

互いの対話で その期の事が「なんとなく感じる・・」様になりました。

 

美絵スペシャルを扱い始めて「8年目」になるかと思います。

段々と発注が増やせる事を「すべての方に感謝」しております。

 

今期のは・・

膨らみ・旨味・余韻のキレ・・高天・美絵SPらしさ全開です。

GWくらいまでは「中取り・無濾過生原酒」

それ以降は「火入れ・無濾過原酒」となります。

今期は新酒の時期まで「酒を切らさない」商品計画となっておりますので、

安心して お飲み下さい・・・。

 

 

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